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ビオトープ孟子とは?

孟子不動谷は、和歌山県の海南市にある生物多様性豊かな「さとやま」です。他の条件不良地と同様、一旦は谷の水田のほとんどが放棄されていました。そのため、谷の名前の由来でもある「お不動さま」、すなわち815年に弘法大師が開山した孟子不動山那賀寺への参道が生い茂る藪で閉ざされ、村の人たちがお参りすることも難しくなっていったと言われています。

孟子地区の里地里山における耕作放棄や地域の少子高齢化、生物多様性の低下などの社会的課題を背景に、1998年、昔の自然や原風景を取り戻そうと有志が集いその藪を切り開き、お不動さまに上る道を開通させ参道を回復させるとともに、放棄されていた水田の一部を野生生物のためのビオトープとして整備してきました。

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資料・情報

孟子不動谷で蓄積してきた観察記録やモニタリング情報の一部を公開しています。孟子不動谷では、企業・行政・大学とも連携して里山保全や生態系の調査を行っています。当団体にご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。

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