2025年12月13日13時より、県立向陽中学校理科部の12月定例両生爬虫類調査を実施しました。産卵待機しているニホンアカガエル、セトウチサンショウウオが少数ながら確認できたのに加えて、とんぼ池池畔の間伐材の下にもぐってヌマガエルが休眠しているのが確認できました。両生類や爬虫類の休眠習性は、図鑑などには「土中に潜って行う」などと記載されているものの、実際その現場を確認することは多くないので、貴重なデータであったと考えています。ヌマガエルは唯一不動谷内で稲作を継続されている坂本さん(海南市高津)の水田とビオトープ孟子が実践している無農薬圃場では産卵及び亜成体の上陸を確認しているものの、とんぼ池では繁殖行動の確認は近年行われていないにもかかわらず、休眠個体が確認できたのは、興味深かったです。
県立向陽中学校理科部12月定例両生爬虫類調査
2025 / 12 / 21