2024年3月23日(土)13時より、わんぱく公園食事スペースで未来遺産シンポジウム(生物多様性フォーラム)を開催しました。プロジェクト未来遺産(2009年12月)指定法人である公益社団法人日本ユネスコ協会連盟(川上千春様・日下部亮様)、鷲谷いづみ東京大学名誉教授、中島敦司和歌山大学名誉教授を講師に迎え、2023年度1年間孟子不動谷で活動した成果発表を行いました
1、もうこさとやまようちえんのみなさん(7名)
2、わんぱくクラブBコースのみなさん(13名)
3、和歌山県立向陽中学校理科部のみなさん(2名)~孟子不動谷のチョウ調査~
4、和歌山大学教育学部・武井恒興君 ~和歌山大学及び孟子不動谷で鳥類繁殖調査~
5、和歌山大学システム工学部大学院
   宇野涼花さん ~海南市扱沢と孟子不動谷でのセトウチサンショウウオ調査~
   小林拓真君  ~孟子不動谷のゲンジボタル・ヘイケボタル調査~
幼稚園児から大学院生まで、多様な世代の子どもたちがめいめいに孟子不動谷の里山自然の中からめいめい興味のある生き物&研究対象の生き物を切り取り、野外での生活の様子を観察することで、里山の環境がいかに多様で、そこにいかに多くの種の生き物が生息しているのかが理解できたと思います。
幼い子どもたちがカブトムシやクワガタ、カエルやヘビを捕まえて遊ぶのも、大学院生が研究するのも「根っこ」は全く同じです。僕自身子どもたちとの接し方に年齢によって差をつけることは基本まったくありません。今回発表した24名の子ども達も、例年通りめいめいに本当に楽し気に、一心に孟子の里山で活動したことが、各自の発表内容を聞けば十分理解することができました。