2025年6月7日に実施した「未来につなぐふるさと基金」助成水域調査(鈴木真裕氏実施)において、和歌山県レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類・コガタガムシ(がむし科)成虫1頭が採取されました。本種は和歌山県において、50年以上前に湯浅町で1頭採集され標本が残っているのみの希少昆虫です。今回採集できたことにより、不動谷周辺に発生地があることがわかりました。今回の採集データは、県立自然博物館にも共有し、今後本種の県下における生息状況解明に繋げていきたいと思っています(写真は同URL「孟子のいきもの」に掲載し、同時に「いきものリスト」への追記も完了しています)。