孟子不動谷には、「氷河期の生き残り」と言われる早春2月に産卵する両生類が2種類生息しています。ニホンアカガエル(あかがえる科:和歌山県RDB絶滅危惧Ⅰ類)と、セトウチサンショウウオ(さんしょううお科:和歌山県RDB絶滅危惧Ⅱ類)です。今年も2月に入り3回調査を行い、ニホンアカガエル卵塊300個、セトウチサンショウウオ卵塊16個を確認しています。両種とも、和歌山県ではRDB(レッドデータブック)に記載のある貴重な動物なので、毎年注意深くモニタリング調査を行っています。