令和3年10月17日(日)10:30~14:00、孟子里山公園で和歌山ユネスコ協会主催日帰りキャンプが開催され、生き物採集の講師としてお手伝いさせていただきました。和歌山ユネスコ協会芝本会長初めスタッフのみなさんに引率されて小学1年生から6年生まで総勢15名が参加しました。前日までの真夏のような猛暑が嘘のように朝から一気に冷えこんだ上に早朝雨が降っていたりしたので、午前中、チョウやトンボなどがまったく飛ばなかったので、里山公園に常備している掬い網によるとんぼ池の中に生き物集めおこないました。スジエビ、ヌマエビ、ドジョウ、ヌマムツ、ヤゴ(ギンヤンマ、コシボソヤンマ、ヤマサナエ、クロイトトンボ、モノサシトンボ)などの水生生物が沢山採集できました。
昼食後天気が回復し、暖かい陽光が降り注ぐようになったので、ミゾソバ(たで科)の花にスジグロシロチョウ、キタキチョウ、イチモンジセセリなどのチョウが訪れるようになったり、トンボ池周辺にアキアカネ、ウスバキトンボ、マユタテアカネ等の秋のトンボ類が飛び交うようになったので、トンボ網に持ち替えて陸地に住む昆虫の採集行いました。参加した小学生の中に、網使いが稚拙な子もいましたが、みんなで一生懸命虫捕りしている間に、どんどん網使いが上手になっていっていました。午後から陽光が差し込み若干暖かくなったことで、多くの生物の採集ができ、各自それらに十分に触れ合うことができたので、とても楽しく有意義な時間が過ごせたと思います。