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    <title>未来遺産調査（平成２３年５月２１日）</title>
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    <published>2011-05-21T13:19:40Z</published>
    <updated>2011-05-21T13:20:47Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 今朝６：３０孟子不動谷に入り...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
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        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

今朝６：３０孟子不動谷に入ります。
キビタキの囀りの「シャワー」が、孟子不動谷を包んでいます。
もう谷は、すっかり「初夏」のたたずまいです。

        
今日は向陽中学諸君を迎えての、未来遺産調査日です。
先月、大雨の中、彼らが架設した、キビタキ用の巣箱を見回り
ます。
彼らが一生懸命架設した５個の巣箱のうち、１つには抱卵中の
♀の姿が見られ、もう１つの巣箱のすぐそばで、一心に囀る♂
の姿を確認しました。

抱卵中の♀が見える巣箱は、節から３ｃｍほど上に溝を掘って
いるのですが、そばで♂が盛んに囀っている巣箱は、節から
２０ｃｍほど上に溝を掘っているので、抱卵中の♀が見えない
のです。
溝を掘る時にもう少し工夫すれば良かったのですが・・・後の祭
りです。

何にしても１つ営巣してくれて本当に良かったです。
巣箱はモウソウチクの上の方に溝を刻んだものを樹に沿わせ
て立て、バンセンで縛っただけのものですが、この形の巣箱が
、キビタキには良いようです。
キビタキが竹林周辺に多い謎が、少し解けたような気がします。

天堤池の上空では、オオヤマトンボとトラフトンボが、ナワバリ
占有合戦をしています。
オオヤマトンボが池畔沿いのエリアを占有し、トラフトンボは池
の真ん中を占有しています。
同じ溜池を好むエゾトンボ科の２種のトンボですが、占有するエ
リアが、はっきりと違います。

ギギッ、チッチョーホイ　ホイホイホイ・・・
サンコウチョウの囀りです。今年孟子で初めて聞きました。

谷奥からは、オオルリ、コサメビタキ、サンショウクイ、ヤブサメ
センダイムシクイ等の囀りが、朗々と響いてきます。
この時間に天堤池の堤に立つと、孟子の初夏の一番の魅力に
触れることができます。
森林性に夏の渡り鳥の繁殖種数が多いのが、初夏の孟子の、
最大の魅力でもあります。

ツィー！！
金属声を残しながら、翡翠色の矢のように、魚を咥えたカワセミ
が目の前を通過して、那賀寺向かって飛んでいきます。
今年カワセミが那賀寺に巣穴をほっているのです。

早朝の気持ち良い涼風の中、夏鳥の順調な渡来を確認し終えた
頃、向陽中学の面々が到着しました。

今日は新１年生１８名を加えた総勢３０名での到着です。

今日の調査内容はキビタキの調査です。
まず朝撮影した抱卵中のキビタキの写真をデジカメのモニタを通
してみんなに見せ、彼らが架設した巣箱に無事キビタキが入って
産卵したことを報告します。

その後、里山に住むキビタキと竹林の関係について話をします。
里山で鳥を調査していると、キビタキが竹林周辺で良く見かけます。
これはキビタキが、竹に営巣する傾向が強いからだと思います。
タケは植物学的には草本に分類される植物です。
ですから幹が樹よりもろく、よく穴が開いたり、途中で裂けたりしてい
るタケに良く出会います。
キビタキは「隙間」に営巣する小鳥です。
オオルリもそうですが、オオルリは低い地点の崖や、石灯篭なども
営巣場所に選びます。
いっぽうそういう場所に営巣しているキビタキを、ありもとは今まで
見たことがありません。
これは、オオルリとキビタキが、隙間の存在する「高度」で巣場所を
シェリングしているのではないか？と考えていました。
今回未来遺産調査に、巣箱架設によるキビタキの調査を入れたの
は、このことを実証できたら良いと思ったからなのです。
ですから、巣箱として架設したモウソウチクは、出来る限り１本まる
ままを使用しました。
そして低い地点から、高い地点まで、さまざま巣穴を空けて架設し
ました。
その結果、最も高い地点の巣穴に、キビタキは営巣し、♀が抱卵
を開始したのです。
このことで、ありもとの「仮説」の一部がある程度当たっているのか
もしれないという「手掛かり」ができました。

そして今日は、キビタキが抱卵している巣箱をかけた竹林以外の
モウソウチク優占の竹林と、マダケ優占の竹林をみんなで回って
裂け目ができている竹の本数をカウントしてデータをとろうと思いま
す。

竹林に入り、タケを１本１本、双眼鏡で観察していきます。
最初の１個目の穴を見つけるまでは手間取りましたが、１個見つけ
たらコツを掴んだようで、次々に穴を見つけて行きます。

「あっ！あそこにもある！！」
「こっちのタケには３個開いてる！！」
口ぐちに歓声を上げながら、携えた図面に穴のあるタケの位置をお
とし、穴をデジカメで撮影していきます。

今日初めて調査に参加した１年生諸君も、楽しそうに穴を探してい
ます。

２時間かけて２つの竹林を回り、タケに開いた穴をカウントし終わっ
て山案山子に到着すると、テラスに仲里長浩先生が到着しています。
仲里先生は、和歌山県緊急雇用事業で、今年からビオトープ孟子の
一員になってくれました。
これから向陽中学生諸君の、指導のお手伝いをしていただこうと思
っています。
ネザサを利用して作った高度計を使って、今回産卵したキビタキの
巣穴の高度を測定するお手伝いと、キビタキが繁殖する樹林の植生
調査のお手伝いをしていただくことになっています。

現在の孟子不動谷の森林は、クヌギ、コナラ、ヤマザクラ等の落葉広
葉樹が上層を形成し、その下に、次世代の樹としてアラカシ、シイノキ
ヤブツバキ、ヒサカキ等の常緑広葉樹が中・下層を形成しています。
この林相が、キビタキの大好きな林相なので今、孟子にはキビタキが
いっぱい繁殖しています。

今後伐採されずにこの森が放置されると、シイノキやアラカシ等が上層
になり、常緑広葉樹に遷移してゆきます。
そうなると、落葉広葉樹林を好むキビタキが数を減らすことが考えられ
ます。
そうなったとき、キビタキが減少した原因が植生遷移であることを説明
できるように、今、キビタキがいっぱいいる孟子の森の樹林構成を、し
っかりと彼らの力でデータ化しておきたいのです。

調査レベルは中学レベルを大きく逸脱しているのは解っているのです
が、彼らの熱意をもってすれば十分やれると、仲里先生と相談して決
めた、未来遺産調査締めくくりに向けての大テーマの一つなのです。

次に彼らが孟子に集結するのが６月中旬・・・
その頃には、順調に行けば、巣箱の中にヒナが、元気に孵化している
ことでしょう。
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＜鳥類＞
カイツブリ、キジバト、アオバト、ホトトギス、カワセミ、コゲラ、アオゲラ
ツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、コサメビタキ
キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ、ヤブサメ、ウグイス、センダイム
シクイ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ
スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜両生爬虫類＞
ニホンアマガエル、シュレーガルアオガエル、ニホンアカガエル
トノサマガエル、ヌマガエル、カスミサンショウウオ
ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、イシガメ、シマヘビ、ヤマカガシ
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜トンボ類＞
クロイトトンボ、ホソミオツネントンボ、アサヒナカワトンボ
ヤマサナエ、タベサナエ、フタスジサナエ、オグマサナエ、ウチワヤンマ
サラサヤンマ、クロスジギンヤンマ、トラフトンボ、オオヤマトンボ
ハラビロトンボ、シオヤトンボ、シオカラトンボ
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

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    <title>１５４の瞳（平成２３年４月２６日）</title>
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    <published>2011-04-26T13:51:12Z</published>
    <updated>2011-04-26T13:52:32Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　　みなさんこんばんは。。。 ４月２０日未来遺産調査準備...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
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        ありもと＠孟子です。。　　　みなさんこんばんは。。。

４月２０日未来遺産調査準備日、４月２３日未来遺産調査日・・
今日までに２度孟子を訪れましたが、どちらも肌寒い曇と大雨
で、夏鳥の渡来は確認できていたものの、変温動物のデータ
が全く取れないでいました。

タベサナエやオグマサナエなど、もう時期的に当然出ているべ
きトンボの確認が全くできず、「消化不良」のまま４月２６日をむ
かえました。

        
夏鳥はほぼ順調に渡来し、４月２０日にオオルリ、センダイムシ
クイ、サシバが入り、２３日未来遺産調査日にはキビタキ、ヤブ
サメ、サンショウクイが入りました。

そして本日４月２６日、久々の暖かい晴天の孟子を訪れること
ができました。

１０：３０には県立向陽中学２年生諸君が遠足にやってきます。
その前にデータをとるべく７：３０孟子不動谷を訪れました。

クロツグミが朗々と囀っています。
キョコ　キョコ　ホイヒーロ　ホイヒーロと声量豊かな声で囀って
います。

鶴者峠のコナラの枝先に、サンショウクイの夫婦が造巣をはじ
めています。
４月２３日に初記録したのにもう巣作りに入っています。
夏鳥たちの繁殖行動はめまぐるしいばかりに足早です。
造巣している地点はド逆光の上に枝かかりなので撮影できずに
いましたが、しばらく観察していると、♂が頭の真上に止まってく
れました。

キビタキもいつものテリトリに入っていましたが、今日はなぜか
あまり囀ってはくれませんでした。

天堤池では、オグマサナエが飛びまわっています。
現在改訂中の和歌山県レッドリストで準絶滅危惧種に選定予定
の溜池由来の小型のサナエトンボです。
天堤池に多く毎年普通に見られます。
今年も姿を観察できて、ひと安心です。

その後北野上小学校に抜ける峠道でチゴユリとシハイスミレの開
花を確認したり、きみひろ池でナベサナエの羽化を確認したりし
ているうちに時計の針が１０：３０・・・

いよいよ総勢７７名。県立向陽中学の２年生諸君を迎えます。

例年通り、丸嶋さん、住野さん、ありもとの３名が、２５名ずつの３
組に分かれた彼らをローテーション講習を行います。
丸嶋さんはモミまきの実習、住野さんは昨夜から焼きだした菊炭
の講習、そしてありもとは里山自然の体験講習を行いました。

１組目はとんぼ池
まずはじめの３０分でとんぼ池で生き物をすくい取ってもらいます。
みんな持参した玉網をふるって、一心に生き物をすくいとっていき
ます。
ニホンアカガエル、アマガエル、シュレーゲルアオガエル、ヌマガ
エル、トノサマガエル、カスミサンショウウオ・・・
おなじみの両生類があっという間に集まります。
ドンコ、メダカ、ドジョウなどの淡水魚類もすぐにあつまりました。
とんぼ池は水田の床土を活用して作った浅い水田的な池・・・
水田は代掻き、田植え、田の草取り、土用干し等、さまざまな撹乱
を行いながら熱帯性の抽水植物であるイネを植栽する環境です。
撹乱することで多種多様の一年草が自生したり、多種多様の小動
物が暮らしたりする生物多様性豊かな環境である半面、土壌の力
が弱く外来動植物の侵略に弱い一面をもっています。

２組目は天堤池
堤に生えるワラビ取りをしてもらいます。
ありもとにとってはごく普通の山菜であるワラビ摘みも、現代っ子
（？）の彼らにとっては生まれて初めての経験でした。
北野上地区はその中心を紀の川の支流・貴志川が流れているも
のの川床が低く、農業用水には活用できませんでした。
ですから人々は川の水を使うのをあきらめ、１４０個余りもの溜池
を浚渫し、そこに備蓄した水で稲作を行う技術を確立したのでした。
天堤池は自然地形の谷を活用し、１本の堤を作り水をせきとめて
作製しています。
溜池の堤は土で作られますが、その土が水で崩れないように多種
多様の草本を生やしその根で地面を縛ることで堤を崩れないように
しました。
樹木が生えると太い根が堤を割って水を漏らすので、草だけが生え
るように定期的に草刈りを行って管理してきました。
その結果、ワラビのようなシダ類や低茎草本のたくさん自生する草
地環境が形成されてきたのです。

３番目は鶴者峠
このあたりにはツブラジイ、コナラ、ヤマザクラ等の樹木が樹高高く
育ち上層を形成し、ヒサカキ、ソヨゴ、ヤマツツジ、モチツツジ等の
低・亜高木が中層を、ネザサ、ウラシマソウ、ベニシダ等が下層を
形成して、森林が形作られています。
草地から森林へと植生遷移がなされる中で、土壌がどんどん強く
なっていくのです。
山にさまざまな種類の樹木が自生していることは、素晴らしいこと
です。
孟子のようにサンショウクイ、クロツグミ、キビタキ、オオルリ、コサ
メビタキ、センダイムシクイ、サシバ等の夏鳥たちが多数繁殖でき
るのも、この森林があるからです。
別の角度から言うと、良い森林を残すということは、防災の意味で
も非常に大切なことなのです。
種類の異なるさまざまな樹木が混成し、さまざまな根の張り方で地
面を縛ってくれるお陰で、森林の土壌は大雨にも崩壊しない強い
土壌となるのです。
良い森を守るということは、生物多様性を保全するだけでなく、恐
ろしい土石流を防止する効果もあるのです。

中学生には難しすぎるかもしれませんが、以上３つのメッセージを
彼らに伝えました。
どれも自然環境を考える上で、非常に重要なメッセージだと思って
います。

彼らの中で、今後このメッセージがどのように変化していくかはわ
かりませんが、一人でも多く、里山自然の重要性、森を守る意味
について、正しい認識を持った人材が育ってほしいと心から願い
わずにはいられませんでした。
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＜鳥類＞
アオサギ、キジバト、アオバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキ
レイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、コサメビタキ、キ
ビタキ、オオルリ、シロハラ、ツグミ、クロツグミ、トラツグミ、ウグ
イス、センダイムシクイ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ
ホオジロ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス
ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜両生爬虫類＞
ニホンアマガエル、シュレーゲルアオガエル
ニホンアカガエル、トノサマガエル、ヌマガエル、ウシガエル
カスミサンシュウオ
ニホントカゲ、ニホンカナヘビ
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜昆虫類＞
オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、タベサナエ、オグマサナエ
クロスジギンヤンマ、シオヤトンボ、シオカラトンボ
ホソバトビケラ、フタバカゲロウ、クロタニガワカゲロウ、オナシカ
ワゲラ、オオカマキリ卵、クビキリギス、ヤブキリ、ヒメギス
クサヒバリ、トゲヒシバッタ、ツチイナゴ、ケラ
アカサシガメ、マツモムシ、アメンボ、ヒメアメンボ、コセアカアメン
ボ、ツマグロオオヨコバイ
クロヤマアリ、ニホンミツバチ、セイヨウミツバチ、オオスズメバチ
セグロアシナガバチ、ビロードツリアブ、アシブトハナアブ、キリウ
ジガガンボ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ
モンキチョウ、キチョウ、アゲハチョウ、キアゲハ、カラスアゲハ
ヤマトシジミ、ルリシジミ、ベニシジミ、コチャバネセセリ、テングチ
ョウ、ルリタテハ、アカタテハ、ヒメウラナミジャノメ、クロコノマチョ
ウ、フタホシシロエダシャク
ナミテントウ、ナナホシテントウ、ヨツボシハムシ、アオバアリガタ
ハネカクシ、モモブトカミキリモドキ、アオハナムグリ、カクムネベ
ニボタル、オオミズスマシ、マメゲンゴロウ
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ 

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    <title>未来遺産調査（平成２３年３月１９日）</title>
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    <published>2011-03-28T11:20:12Z</published>
    <updated>2011-03-28T11:21:16Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　　みなさんこんばんは。。。 このところ本当にバタバタし...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
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        ありもと＠孟子です。。　　　みなさんこんばんは。。。

このところ本当にバタバタしていて、孟子便りを打ちこむだけの
時間ＰＣ前に座る日がなかなかとれず、書き込みが１週間以上
遅れてしまいました。
お詫び申し上げます。

        
３月１９日、県立向陽中学の面々を迎えて、未来遺産調査を行
いました。
この日例によって、彼らを迎える前に孟子を人まわりすべく、８
時に孟子不動谷に到着しました。

ノスリの成鳥がまだ滞在していました。
枝を掴んで運んだり、今年のこの成鳥は興味深い行動が多い
ので注目しています。
成鳥♂しか確認していないので、枝運びも単なる示威行為なの
かもしれませんが、今まで見たことのない行動なので、注目し
ようと思います。
昨年は三重県でも繁殖が確認されたということなので、和歌山
で繁殖が開始されても全くおかしくない状況ではあります。

森さんのお墓のそばのウメ畑に２羽のミヤマホオジロが来てい
ます。
両方とも♀タイプの羽衣ですが、片方の個体の眉斑に若干黄
色味があるので、♂の若鳥のようです。
来年は綺麗な成鳥の姿で渡来してくれるかもしれません。
今から本当に楽しみです。

昨年から咲きだしたヤマネコノメソウの花が今年も同じ場所に
咲いています。

天堤池にはオシドリが１０羽ほど下りています。
南谷の池畔で、落ち葉を掻きまわして、中にあるドングリを食
べているようです。山池に池畔にたたずむ姿は、本当に美しい
ものです。

やすゆき公園に数年前、根来山げんきの森に所属しておられ
故人となられた阪井良雄さんがクサソテツを植栽してくれてい
ました。
毎年クサソテツは大きな葉を開き、孟子の春に美しい点景を添
えてくれていたのですが、その根元から、今年は珍品が芽吹き
ました。

ユキワリイチゲです。

クサソテツ同様、高野山周辺に山地の落葉広葉樹林の樹下に
早春花を開くアネモネ属の美しい花で、和歌山県では稀少植物
の一種です。

その珍しく美しく可憐な花が、やすゆき公園で初めて花開きまし
た。
阪井さんも天国で喜んでおられるでしょう。
植栽という形での開花ですが、阪井さんの霊に報いるためにも
大事にモニタリングを行いたいと思います。

１０時、向陽中学の面々が到着しました。
今日の課題前回に引き続きはニホンアカガエルとカスミサンシ
ョウウオの調査です。
しかし今回はこの２種の両生類が我々に教えてくれる孟子不動
谷の「大きな問題点」について理解してもらおうと思います。

１９日調査終了時点で確認されたニホンアカガエルの卵塊は１５７
個、カスミサンショウウオの卵塊は２３個です。

昨年はニホンアカガエル２４４、カスミサンショウウオ７でしたから、
ニホンアカガエルが８７減少、カスミサンショウウオ１６増加という
結果です。
カスミサンショウウオが３倍以上の増加を見たのはかなりうれしい
結果でしたが、ニホンアカガエルが減少したところに「問題点」が
隠れています。

今、孟子不動谷のニホンアカガエルの産卵を支えている水環境
は、とんぼ池が殆どです。
しかし本来、ニホンアカガエルが産卵を繰り返してきたのは、水田
周辺にある湧水を含む冬も灌水された水路です。

彼らを伴って谷中を歩き回り、本来の環境である水田水路に産卵
し、真っ黒なオタマジャクシが多数泳いでいるのは、森さんの水田
の水路と、宇野の箒屋さんの水田の水路だけでした。
この２つの水田の水路は、非常によく手入れがなされており、毎年
冬季も安定した水位を保持しています。

これは、孟子不動谷の水田が年々放置され、水田の手入れが行わ
れなくなることで、冬季に灌水された水路が激減しているのが、大き
な「問題」とえるのです。

これはこの２種の両生類に限ったことではなく、ここ数年種類数はほ
ぼ横這いであるものの、個体数がジリ貧状態であるトンボ相の状況
の原因でもあるのです。

無農薬稲作水田を増やし冬季灌水された水路を完備することこそが、
孟子不動谷の高ポテンシャルの稲作水系を未来遺産の理念である
「１００年後の未来に引き継ぐ」上において、不可欠な課題であるとい
えるのです。

この課題をクリアする足掛かりを得るために平成２３年度、緊急雇用
の助成を２件立ち上げ、新たに２名の常駐者を確保することにしたの
です。

孟子の里山自然は確かにポテンシャルの高いものですが、そこには
存続に向けて大きな問題点があることを、彼らに今回知ってもらいた
かったのです。

いよいよ４月の調査日には、５月に渡来するキビタキに向けて、巣箱
の設置を行います。
それに加えて今年は、昨年久々に３羽のヒナが巣立った里山の猛禽
サシバのモニタリングも本格的に行いたいと思っています。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
カイツブリ、オシドリ、ノスリ、キジバト、アオバト、アオゲラ、コゲラ
カワセミ、ビンズイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビ
タキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ
シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、クロジ、アオジ
カシラダカ、カワラヒワ、ウソ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシ
ブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ 

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    <title>わんぱくクラブと暖かい雨（平成２３年２月２６＆２８日）</title>
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    <published>2011-03-01T13:33:22Z</published>
    <updated>2011-03-01T13:34:52Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 ２月２６日８時　孟子不動谷に...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

２月２６日８時　孟子不動谷にいました。
本日10時に、わんぱくクラブの面々が孟子にやって
きます。

ホーホケキョ！！
ウグイスの初音です。
２００２年　３月２０日
２００３年　３月　１日
２００４年　２月１５日
２００５年　２月２０日
２００６年　２月　４日
２００７年　２月１０日
２００８年　２月　８日
２００９年　２月１０日
２０１０年　１月１８日
２０１１年　２月２６日
年明けからの低温は、ウグイスの生殖活動にもすく
なからず影響があったようです。
昨年孟子観測史上初めて、１月に初音が聞けたウグ
イスが、今年は２月末まで「沈黙」していました。
ウグイスの生殖ホルモン分泌を司るものが、若干は
「積算気温」の要素もあるという　証左なのかもしれ
ません。

        
丸嶋水田に探餌に降りていたキジバトが♀のハイタカ
の襲撃を受けて、すんでのところで逃げおおせました。
♀のハイタカはバツが悪そうに、コナラの横枝に止まっ
ています。

延命地蔵のそばの谷道を、ヤマドリの♀が歩いています。
今朝は鳥によく出あう朝です。

ニホンアカガエルの卵塊を調べます。
北原池　　　　　２
黒江池　　　　　９
きみひろ池　　９４
森さん水路　　１３
クランク水路　１０
合計１２７個の卵塊を確認しました。
ここ数日暖かい日が続いていたので、もう少し個数が増え
ているかと期待しましたが、若干「立ち上がり」が悪いです。
これも遅れたウグイスの初音同様、積算気温の影響なの
かもしれません。

ノスリの成鳥が枝を掴んで飛んでいます。
これは大変興味深い行動です。
今年孟子ではこの♂成鳥１羽しか確認できず、♀の存在
は未確認なので、この枝運びも単なる「誇示行動」にすぎ
ない可能性もあるのですが、特筆すべき行動なのでしっか
り写真を撮ります。

ノスリは和歌山県では繁殖記録はありませんが、大阪府、
三重県などで近年繁殖記録が増えています。
孟子では２００６年９月３日に、巣立ち雛のような若い幼鳥
を確認したことがあり、あまり遠くない場所で営巣している
のかもしれないという疑念を、ずっと持っていたのです。

今シーズンも１羽しか確認していないので「糠よろこび」にな
る可能性も大きいのですが、しばらく行動を見守りたいと思
います。

１０時
わんぱくクラブの面々１１名が到着しました。
お手伝いをお願いしていた山鷲君も到着し、孟子でのわんぱ
くクラブが開始しました。

まず森さんの水田の水溜りに産卵して、干上がりかけたニホ
ンアカガエルの卵を、水路に移動してもらいます。
「わぁードロドロで気持ち悪い！」
口ぐちに叫び声をあげながらも、めいめい卵塊を掌にのせて、
水路に向けて運んでいます。

この年齢の子どもたちにとって、「触る」ことは何よりの「勉強」
です。
この年齢のうちにカエルの卵を触っておくことは、彼らにとって
必ず何者にも替え難い貴重な体験になるはずです。

その後もクランク水路、きみひろ池、黒江池・・・とニホンアカガ
エルの卵塊をとにかく「触らせ」ました。

また、黒江池のそばの橋をめくって見つけたカスミサンショウウ
オの産卵待機中の成体も、バケツに入れさせ、触らせ、観察
させました。

この時期に卵をいじりまくられるのは、卵塊調査をしているあり
もとにとっては「迷惑」でしかないのですが、彼らのためには、お
もいっきり触らせることが一番の勉強なのだと信じ、触ってもら
います。

未来遺産調査を託している向陽中学の子どもたちと違って、小
学生ばかりの彼らに、小難しい理論をまくしたてても何の効果
もありません。
この年頃の子どもには、まず、思いっきり触らせることこそ一番
重要なのです。

自分の経験から言っても、この年齢の頃に触りまくって覚えた感
触は、上の学年になって教科書で習う生物の知識の上に、みず
みずしい「色付け」をしてくれます。
逆に言うと、この年齢の頃に、この経験をさせないと、生物の教
科書が「白黒」に写り、大学入試を終えると忘却するだけの、単
なる「受験対策のみの知識」に終わってしまうと思います。

生物多様性という言葉を、一般民衆の中にも植え付けようという
「里山イニシアチブ」の理念は、中学生以上の子どもたちにとって
、生物の知識が、「センター試験対策のみの知識」であっては、
「絵に描いた餅」に終わります。

そういう意味でも、彼らには思いっきり「触って」もらいたいのです。

取り組みとしては些細な取り組みかもしれませんが、これこそが
「里山イニシアチブ」を定着させる最も効果的な取り組みであると
信じつつ、行ってみました。

２月２８日
朝から暖かい雨が降っています。

犬飼池に、久々にオシドリが下りています。
ありもとの気配に驚いて、谷の奥に飛んでしまいます。

雨ガッパを着て、ニホンアカガエルの調査を行います。
北原池　　　　　２
黒江池　　　　１４
きみひろ池　１０２（内２１個孵化）
クランク水路　１０（内　４個孵化）
森さん水路　　２０（内　４個孵化）

卵が孵化をはじめました。
孵化している卵も含めて、２６日より２１個増加しています。
これからどんどん卵の個数は増えることでしょう。

本格的な春はもうすぐそこです。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
オシドリ、ハイタカ、ノスリ、フクロウ、ヤマドリ、コゲラ、アカゲラ
キジバト、アオバト、ビンズイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ
ルリビタキ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ
ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ
ミヤマホオジロ、カワラヒワマヒワ、ウソ、シメ、スズメ、カケス
ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
    </content>
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    <title></title>
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    <published>2011-02-12T12:34:29Z</published>
    <updated>2011-02-12T12:39:45Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 この日孟子不動谷は、朝から銀...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

この日孟子不動谷は、朝から銀世界でした。
これだけ孟子に雪が積もったのを見たのは、初めてのことの
ような気がします。


        落葉広葉樹（クヌギ、コナラ、ヤマザクラ）優占の山腹部は、
「霧氷」を思わせるように枝という枝に雪が積もり、水墨画
の世界になっていました。

真っ白な「エビフライ」をいっぱいにつけたノグルミの枝にツ
グミが止まっています。
犬飼池には、久々にミサゴが狩りに来ています。
降りやまぬ雪の中、上空にやっこだこのように、ノスリの成
鳥が浮かんでいます。

今日は県立向陽中学校理科クラブによる、未来遺産調査の
日です。
この大雪で、残念ながらフクロウの巣箱にカメラを設置する
ことはできませんが、ニホンアカガエルとカスミサンショウウ
オの調査を行います。

それと、彼らに「雪」というものをしっかり心に刻んでほしいと
思っています。
この雪の中で、産卵を開始するカエルとサンショウウオがい
るということを、しっかり心に刻んでほしいのです。
最近めっきり少なくなった雪・・・
しかし昔は、和歌山でも、このくらいの雪は「ごく普通」であっ
たにちがいありません。

そんな時代、どこの田んぼでも、水路に溜まった湧水の中に
、雪の中彼らがあたり前のように、産卵していたに違いありま
せん。
４つの明瞭な季節を持ち、さまざまな気温の多様性を持つ温
帯モンスーン気候下の日本列島にあって、その気温の多様性
の中に遺伝子を置きつつ営々と繰り返されてきた彼らのいとな
みを観察するには、この雪は最適の天気と思います。

１０時
前川先生に引率されて来た中学生諸君は、さっそく、雪合戦を
はじめました。
それぞれに雪を丸めて掴み、お互いにぶつけあいます。
ひとしきり雪合戦をしたあとは、雪だるま作りです。
これも「調査」の一環です。
雪と戯れる風習は、決して北国の子どもたちのみの「特権」で
は無かったはずです。

西高東低の冬型の気圧配置がビッシリの盛冬には、確かに日本
海側でしか降らない雪も、年が明け、節分が過ぎ、完璧冬型の気
圧配置が壊れるころ、「三寒四温」の「三寒」のタイミングで、太平
洋側にも雪が降るのです。

その太平洋側に雪が降る季節、南の子どもたちは雪合戦に興じ、
ニホンアカガエルとカスミサンショウウオは産卵を開始したのです。

この「あたり前の季節」の中の「里山文化」の意味を、彼らが理解
するのには、この雪が、どうしても「必要不可欠」とも言えるのです。

ひとしきり雪合戦と雪だるま作りに興じた彼らを集め、調査開始で
す。

シャーベット状になったとんぼ池の水の中に、ニホンアカガエルの
卵が並んでいます。
彼らの未来遺産調査は、昨年４月に開始されました。
その時にはとんぼ池には、５００頭を超えるニホンアカガエルのオ
タマがいました。
彼らの「カエルの里山物語」は、「ここから」はじまっているのです。
確かに昨年末、県立自然博物館での彼らの発表は見事でしたが、
やはり「ここから」はじまる「カエル物語」ではダメなのです。

本当の「里山のカエル物語」は、雪降る「ここから」はじまることを
知らないといけないのです。
雪の中、カウンターを片手に、かじかむ手で、カウンターを押す・・・
これを体験して初めて本当の「里山のカエル物語」が完結するの
です。

昨日下見に来て本当に良かったと思いました。
彼らに、この寒中、産卵待機するカスミサンショウウオの成体の
姿まで見てもらうことができたのですから！！

「こんな雪降ってるのに・・・コイツ変温動物なんでしょ？」
口ぐちにそう尋ねてきます。

これは話に聞かされだけでは決して理解できないのです。
実際この雪の中で、しっかりと呼吸しながら、倒木の下で「その時」
を待つ、カスミサンショウウオの姿を見て初めて、彼らも「里山の
カエル物語」の「真の証言者」になれるのです。

「カエルの卵を１つ掬って、卵の数を数えてみよか」

そう提案します。
これにも「訳」があります。
卵の数を、カウントする。
そして３月再度卵が出揃った頃のトンボ池の中のニホンアカガエル
の卵塊の個数をカウントす。
この２つの値の積を求め、とんぼ池に産卵された卵が全部孵化した
ら何頭のオタマになるかを概算します。

それと昨年４月以降カウントした、とんぼ池のニホンアカガエルのオ
タマの数を比較します。

「すべての動物の命は、つながり合っている」
こういうコメントは、よく耳にするコメントです。
環境大好きで勉強熱心な彼らなら、一度は聞いたことがある筈です。

しかし「言葉」「概念」で理解しても意味がないのです。
それを「本質」で理解すべきなのです。

彼らは今回、タマゴの個数を数えることで、上のコメントを「本質」で
理解するにちがいないと思います。

卵の時代に「寒の戻り」に合い、卵が凍って死滅する。
卵の時代にカラスに卵を食べられる。
孵化したオタマを食べに、カワセミがやってくる。

カエルになる前に、膨大な数の卵がこのように死を迎えるのは、決し
て「残酷物語」でも「命の浪費」でもないのです。
「死」というプロセスの中で、無くなったように見えるのは、それを食べ
た生き物の中で、真っ赤な炎をたてて燃え続け、命が引き継がれるの
です。

つまりこれが「つながりあっている」という意味そのものなのです。

この寒い雪の中、楽しい雪合戦と一緒に、彼らは里山を理解するうえ
で大切な２つのことがらを「学んだ」のでした。

午後からは「お城の動物園サポーター」の川島さん＆松本さん、わか
やまＮＰＯセンターの岩田理事長夫妻＆高橋さんが加わります。

午前中の調査で勉強したことを、みなさんに中学生の口から、インタ
プリテーションしてもらいます。

「最も効果的な読書法は、その内容を、誰かに説明するというつもり
で、本を読むことである。」
ＮＨＫ「週刊子どもニュース」でおなじみの、池上彬アナウンサーの言
葉です。

学んだことをすぐに他人に伝えるプロセスを用意する・・・
このことで彼らの理解がより深まると確信しても今回の試みでした。

たどたどしいものの、彼らは本当に一生懸命に、案内をしています。
そして午前中の調査で学んだことがらを、すべてまちがえることなく
川島さんたちに伝えています。

ありもとは、本当にうれしく思いました。
無理をしてこの雪の日に、調査を行って本当に良かったと思いました。

未来遺産プロジェクト最終年度が間もなく幕を開けます。

昨年にもまして彼らが逞しく成長することを、今回の調査で確信した
ありもと＠孟子でした。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
ミサゴ、ノスリ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、シロハラ、
ツグミ、トラツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ
メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、シメ
イカル、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
    </content>
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    <title>春の息吹（平成２３年２月１０日）</title>
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    <published>2011-02-10T12:32:56Z</published>
    <updated>2011-02-10T12:33:57Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 また１カ月ご無沙汰してしまい...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

また１カ月ご無沙汰してしまいました。
月曜日もバタバタと所用が入り、なかなかゆっくり孟子に行くこ
とができませんでした。

明日、今年第一回目の向陽中学の未来遺産調査なので、今日
は公園を抜け出して１０時、孟子不動谷に行きました。

        
わんぱく公園でも今年はツグミが多いですが、孟子でも多いです。
犬飼池の池畔のハゼノキに、３０羽以上の群れが来ています。
シロハラも混じって、ハゼノキの果実を奪い合うように食べていま
す。
ありもとが少年の頃は、毎年ツグミはこんな感じでしたが、近年
ツグミの渡来数も減少し、この時期にハゼノキにこれほどのツグ
ミが「鈴なり」になることは、めったにありません。

入口の水田ではモズの♂♀が竹杭に上に並んで止まっています。
これは「春の気配」です。
モズは冬の間は♂♀関係なく単独でテリトリを張る小鳥ですが、こ
の頃になると、♀は自分のテリトリを解消して、♂のテリトリに「お嫁
入り」するのです。
♂♀で並んで止まっているモズを見ると、「春だなぁ」という感慨に
襲われてしまいます。

翼を絞って、矢となって、森さんのお墓のそばの竹林にノスリが突っ
込んで行きました。
何か獲物がいたのでしょう。普段はボーッとしている感じのノスリも
ハンティングの際にはやはり猛禽の精悍さが漂います。
しばらく観察してると、竹林の中から飛びだして来ました。
残念ながら狩りは失敗だったらしく、足には何も掴んでいません。

ゆっくり、ゆっくりとソアリングしながら、こちらに向かってきます。
葡萄色の眼から、成鳥とわかります。
今冬孟子では、この成鳥１羽しか確認できませんでした。

久々の水路道を歩きます。
シロハラの個体数も多いです。
「ピシピシピシッ」と鋭い叫び声をあげながら、林に中に逃げていき
ます。

ヒィ　フゥ・・・
上空を口笛を吹きながら、ウソが飛び過ぎます。

ハゼノキの実に、さまざまな小鳥が来ています。
メジロ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、イカル、エナガ、シジュウカラ
コゲラ・・・
この時期のハゼノキは森の小鳥たちの「レストラン」です。

きみひろ池に着きました。
今日の「おめあて」をさがします。
昨日向陽中学の子どもたちに調査をおねがいする「春の使者」です。
８日の夜に降った、暖かい雨は、きっと「彼ら」を動かしたに違いあり
ません。
今年の冬は、年明けと同時に凍りつき、厳しい冬型の天候が続きま
したので、８日の暖かい雨は、「彼ら」にとって、「いとなみ」の「引き金」
になったに違いないのです。

はたして、きみひろ池の中には、懐かしい卵塊が、沈んでいました。

ニホンアカガエルの卵塊です。

きみひろ池３８個、北原池２個、黒江池４個・・・
全部で４４個の卵塊を確認しました。

あの暖かい雨に突き動かされた個体が、４４番であったのは「見事」です。
というのは、明日からまた、孟子周辺は、一気に冷え込む予報なのです。

図鑑によると、ニホンアカガエルは、ヤマアカガエルとちがい、産卵のピ
ークが１局集中になりがちであると書かれています。
ですから今朝の天気予報を見て、ちょっと心配だったのです。
８日の暖かい雨に突き動かされて、数100の卵が産卵されてしまってはい
ないか？そうすると、明日からの冷え込みでもし池が凍ったら、今年の卵
が全滅するかもしれない・・・

しかし里山の住人は、やはり「賢者」でした。
４４番の産卵で、思いとどまったのです。

織田池のそばの倒木をどけると、下に大きなカスミサンショウウオがいま
した。
田辺市では１２月から産卵を開始しているこの里山のサンショウウオも、
孟子では２月中旬以降に産卵するのが普通です。
昨年は２月１７日・・・
今年もほぼ昨年並みに産卵になるのでしょうか？？
今シーズン「初対面」のカスミサンショウウオを記念撮影しました。

なんとか明日の調査は、良いデータが取れそうです。

帰りは、参道を歩きます。

延命地蔵のそばのウメがチラホラ咲いています。
このウメは、孟子では最も早く開花する樹で、その他のウメの蕾は、まだ
まだ堅かったです。

オオイヌノフグリ、カンサイタンポポ、ホトケノザなどが咲いていますが、ま
だ花数はごく少ないです。
今年の冬が、寒い証拠です。

しかしこれが本来の冬なのかもしれません。

氷河期に生き残りと言われる、カスミサンショウウオやニホンアカガエル
にとっては、こういう冬こを「望むところ」なのかもしれません。

さぁ明日！！
今年最初の「歓声」が、不動谷に押し寄せます。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
ヒヨドリ、ルリビタキ、シロハラ、ツグミ、コゲラ、アカゲラ、カワラヒワ
イカル、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カケス、ウソ、メジロ、ヤマガラ
シジュウカラ、ビンズイ、アオジ、クロジ、ホオジロ、モズ、スズメ
ベニマシコ、カイツブリ、カシラダカ、ノスリ、マヒワ、キジバト
ジョウビタキ、キセキレイ
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜両生類＞
カスミサンショウウオ　成体１　産卵待機
ニホンアカガエル　　　クランク　　　１
　　　　　　　　　　　　　きみひろ池　３８
　　　　　　　　　　　　　黒江池　　　　４
　　　　　　　　　　　　　北原池　　　　２
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜花＞
オオイヌノフグリ、カンサイタンポポ、ウメ、ハコベ、ホトケノザ
タネツケバナ、スズメノカタビラ
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

    </content>
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    <title>那賀寺護摩焚きの日（平成２３年１月３日）</title>
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    <published>2011-01-03T11:28:20Z</published>
    <updated>2011-01-03T11:29:33Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 本日は孟子不動那賀寺護摩焚き...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

本日は孟子不動那賀寺護摩焚きの日です。
遠路はるばる関東から、那賀寺の住職さんが来られて護摩
焚きを行う日です。
現在建造中の釣鐘堂は若干進捗が遅れ、４月２８日に初披
露となりましたが、例年多数の初詣客でにぎわいます。

８時、孟子不動谷到着です。
この時間から入口の駐車場には４台の乗用車が止まってい
ます。流石「護摩焚きの日」、朝早くから盛況です。

        
入口の水田には雪でも降ったように深い霜が下りています。

年明けにかぶせていた網が取られた森さん宅の庭のピラカ
ンサスに、イソヒヨドリ♂とツグミが来ています。

水路道を歩きます。
歩いていると、対岸に走る参道を行く人々の声が響いてきま
す。
新年の挨拶を交わし合う参詣客の声に交じって、マヒワの群
れの飛び交う声がしてきます。
ギュィーン　ギュィーン・・・
今年はマヒワが平地に結構残っています。
元日にはわんぱく公園でも見かけましたし、鳥仲間の情報に
よると煙樹ケ浜でも和歌山市丘公園でも越冬しているようです。
山地性の小鳥なので、孟子では例年は旅鳥なのですが、今年
は越冬しています。

これが「ぶどう櫨」か？と思うほどに大きな果実をつけるハゼ
の樹に、♀のジョウビタキが来ています。
ジョウビタキの♀をじゅっくり観察するのは、今冬初めてです。
わんぱく公園にもジョウビタキは来ていますが、すべて♂です。
♂の方が美しいのでそれはそれで有り難いのですが、シック
な装いの♀も決して嫌いではないので、出会えないと寂しいな
と思っていたので、とても嬉しいです。
「喉につっかえるなよ！」
そう声をかけたくなるほどの大きな果実を、サクッ、サクッとの
みこんでいます。

今朝は実恵子さんが２日から風邪ひきで寝込んでいるというこ
とで、理事長と二人で参詣者に挨拶をします。
やってくると谷中に声が響き渡るほどに賑やかな実恵子さんが
来ないのはとても寂しいですが、体調を崩しているのですから
仕方がありません。

しばらく参詣者にご挨拶をしたあと、ありもとは移植ゴテとポリ
袋を持って、「七草摘み」に向かいます。

１月８日（土）１３時より、わんぱく公園で七草粥の試食会を行う
ので、それに炊き込み用の七草を採取するのです。
「すずな（カブラ）」「すずしろ（大根）」は、例年通り和歌山県立自
然博物館から頂くとして、残りの５種の草を孟子で集めます。

丸嶋水田に、ようやく多数の仏の座（コオニタビラコ）が生え出し
ました。
稲作を始めた当初は、湿気が多すぎるのか、タネツケバナばか
りだったのですが、今年は型の良い仏の座がどっさり生えてい
ます。
このキク科の植物は、典型的な水田雑草で、水田の中にしか自
生していません。「稲作」という作業のサイクルに、その生活様式
を完璧に順応させて進化してきた草本なのでしょう。
この水田雑草の典型種が、しっかり根付いて来たということは、
丸嶋水田も漸く「一人前の」水田になってきたということができる
のかもしれません。
何の変哲もない雑草ですが、この１種の雑草を見るだけでも、稲
作文化について触れることができます。

延命地蔵そばのクリ畑にははこべら（ハコベ）がどっさり出ていま
す。このナデシコ科の草本は、畑地を指標する草本です。
葉の縁が波打っている一回り大きなウシハコベも混成しています
が、やはり粥に炊きこむのはハコベ（ミドリハコベ）です。

水田のあぜの、踏固められて乾いた地面は、ナズナのハビタット
です。最近冬が暖かいので、すでに花柄を伸ばし、開花した株も
結構見られます。
昔日、このナズナこそが「七草粥」の主役であり、正月七草の日
（１月７日）に「なずな粥」を炊く風習が残っている地方もあるほど
です。

クランク状の参道付近の、湿気た休耕田には、セリがどっさり生
えています。
この草本は、日本古来のハーブとして、スーパーマーケットなど
で市販されているのでご存知の方も多いでしょう。

最後に残ったのが御形（ははこぐさ）です。
この草本も水田まわりでは水田周辺でしか基本見られません。
それも溝に綺麗に「泥塗り」をしている部分に多く生えています。
入口の水田を耕す農家の方は、とても熱心に稲作を行っていて、
溝の泥塗もほんとうに念入りに行っているので、御形も多く生えて
います。

この「七草粥」の風習は、本当に稲作文化とマッチした風習です。
まず七草を集めるという作業から、「しっかりとした稲作」が行われ
ていないと、できないのです。
水田環境のパーツが１つでも欠けると、七草の種類も欠けるので
す。

今年鳥取県や鹿児島県で、ハクチョウやツルが鳥インフルエンザ
に発症したと騒がれていますが、七草の風習は大陸から疫病をも
たらす「唐土の鳥」を追い払う神事であることから、「鳥インフルエ
ンザ」というのは、今に始まった疫病でないこともわかります。

このような「稲作文化」とそれに使う草本が水田まわりにきちんと
生えていることを確認しつつ行う「七草摘み」自体も、今では立派
な「水田まわりの生物多様性モニタリング」の一環ということがで
きるのです。

来年度で最終年となる「未来遺産調査」に、来年１月のメニュー
で「七草摘み」を入れようと思いました。

本日をもって、孟子不動谷の「新年」が明けました。

毎年恒例のありもとの「おみくじ」は、「吉」でした。。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
カイツブリ、アオサギ、コゲラ、アオゲラ、キセキレイ、セグロセキ
レイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ、ジョウビタ
キ、シロハラ、ツグミ、イソヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ
シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ、カシラダカ、マヒ
ワ、カワラヒワ、ウソ、イカル、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラ
ス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
    </content>
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    <title>謹賀新年（平成２３年１月１日）</title>
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    <published>2011-01-02T09:58:11Z</published>
    <updated>2011-01-02T09:59:17Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。みなさま明けましておめでとうございます。。 本年は海南市わ...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。みなさま明けましておめでとうございます。。
本年は海南市わんぱく公園も３年目を迎え、日本ユネスコ未
来遺産プロジェクトも最終年を迎えます。

今後のビオトープ孟子の発展に向け、大きな節目になる年
になることが確実です。
「うさぎ年」に新しいことを始めると、翌年その事業が「龍（たち）」
あがり、その翌年「巳（み）」のると言われます。
新たな事業を興すにはうさぎ年が最も最適であるということで
す。
未来遺産指定を契機に、孟子の里山の自然を継続するため
に不可欠な「生き物と共生する無農薬農法のレベルアップ」
に向け、新たな一歩を進める「うさぎ年」にしたいものです。

本年も、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２３年　　元　旦

        
このご挨拶は、昨日に行いたかったのですが、昨夜は２０時
３０分まで、わんぱく公園にいました。
１月４日から開始する和歌浦干潟の写真展示を一人で行っ
ていました。
７時間もかけたにしてはショボい展示ですが、和歌浦干潟の
動物たちの写真展示を行いますので、みなさまもぜひ見にお
いでください。
ちなみにわんぱく公園は、１月４日から開園でございます。

元旦はいつものように孟子不動谷です。

１０時に不動谷入口に着いたのですが、もう１家族初詣に来
ています。
ありもとは元旦は地元の庚申さんで初詣を行い、孟子不動
には１月３日に参ることにしているので、今日は孟子の生き
物たちに「新年の挨拶」に訪れました。

平成２３年の「初見鳥」は、入口の水田に夥しい群れでいた
ツグミでした。
今年はツグミが多いです。
わんぱく公園にも１０月に入るとすぐにやってきました。
孟子でも１０月末には渡来し、雑木林の中に入り、コバノガ
マズミの果実などを食べていました。
それが元旦になって、また一気に多数の群れが渡り込んで
きたようです。

いつもの鉄塔に今朝はオオタカの姿はありません。
ちょっと孟子に来るのが遅かったせいなのかもしれません。

ノグルミの実を食べに、カワラヒワの群れが来ています。
とても綺麗なシーンなので、これが今年の「初撮鳥」です。
孟子不動谷には冬も亜種コカワラヒワが少数滞在していま
す。
貴志川の河川敷や、わんぱく公園でも、冬には亜種オオカ
ワラヒワに替わっているのですが、孟子はなぜか亜種コカ
ワラヒワのままです。
生石山で庭に餌台を作っている知り合いの庭にも亜種コカ
ワラヒワの大群がいたので、コカワラヒワは冬に山地ですご
すのが普通なのかもしれません。
そういう意味では、カワラヒワにとって、孟子不動谷は「山」
という認識なのでしょう。

いつも空貫きの逆光で出会うことの多い鳥ですが、今朝は
低い枝に降りているので、その羽衣の色がはっきり見えます。
こうしてまじまじと見ると、本当に美しい小鳥です。
マツカサのような形のノグルミの実の間に、ピンセットのよう
な嘴を差し込み、間まら種子を咥え出し、パリパリと音をたて
ながら割って食べています。

風切羽に走る鮮やかなレモンイエローのあまりの美しさに、
しばし見とれてしまいました。

水路道沿いにはシロハラがそこここにいて、ありもとの気配
に驚いて「ピシピシッ！」と叫び声を上げて飛び立ちます。
尾羽の外縁の羽毛の白色部が、小さいのが♂、大きいのが
♀なのですが、今年は♀の個体数が多いように感じます。

ヒィフゥ・・・
上空をウソが鳴きながら飛んでいます。
ポッペに紅を刺した愛らし小鳥ですが、この声を上空からき
くと、なぜか「物悲しい」気分になります。

今日も水田にセグロセキレイに交じって、ハクセキレイがい
ます。
昨日に撮影したのと同じ、若い♂です。
今年は越冬するのでしょうか？
別の場所ではごく普通の小鳥ですが、孟子で越冬することは
少ないので、とても気になります。

森さんの水田で２羽の♂モズがにらみ合っています。
ここで♂を２羽見るのは珍しいので、しばらく観察してみます。
お互い１ｍほどの距離を置いて止まり、牽制しあっています。
キチキチキチ！と鋭く鳴いて追いかけっこをしますが、流石に
取っ組み合いのケンカにまではなりませんでした。

今冬初めて森さんのお墓の方にいってみます。
ここは一昨年、ミヤマホオジロの群れが入ったので、時折チェ
ックしているのです。
正月早々「エレガント」な出会いを期待しましたが、カシラダカ
とジョウビタキを見ただけに終わりました。

ジェージェジェー
スギ林の中から、カケスの叫び声が聞こえます。
この鳥も孟子で久々に越冬します。
いつもは秋に通過するだけなのが普通なのですが、今年は珍
しくこの時期になっても居ついています。
ピィーヨォー　ピィーヨォー
ノスリの声を上手に真似ています。

カケスの物まねは有名な話で、カケスの物まねを聞くと、そこに
今いるタカの種類がわかります。
たとえば夏鳥のサシバの物まねは、４月を過ぎる頃にならない
と絶対しないようです。
とにかく「今そこにいる」タカの声をみんな真似るのがカケスの
特徴なのです。
孟子では今、一番ノスリがよく目立つということが、カケスの「物
まね」から推察できます。

そういいながら昨日オオタカが止まった鉄塔そ見ると、ノスリが
止まっています。
いつも出てくる成鳥です。
今年はコイツ１羽しかいないのでしょうか？
これ以外の個体を、ありもとは見ていません。

天堤池では、久々にカワセミに出会いました。
翡翠色の線になって池面を飛び、池畔の枝先に静止しました。
チチーチチチ
金属的な声で鳴き、そのまま「ポチャン！」と水に飛び込みまし
た。
残念ながら狩りは失敗・・・体をブルブルッと震わせて体につい
た水を払いました。

今年も孟子の冬の小鳥は例年通りです。
一通りの鳥に「新年の挨拶」を済ませました。

１月３日は、いよいよ「人間の仲間たち」に新年の挨拶をする日
です。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
カイツブリ、アオサギ、トビ、ノスリ、キジバト、アオバト、カワセミ
コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ
ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、トラツグミ、シロハラ
ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオ
ジロ、カシラダカ、クロジ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、スズメ
カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

    </content>
</entry>
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    <title>大晦日（平成２２年１２月３１日）</title>
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    <id>tag:mo-ko.jp,2010:/satoyama//3.545</id>
    
    <published>2010-12-31T10:18:34Z</published>
    <updated>2010-12-31T10:19:35Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 昨日までの生温かい空気が、一...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
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            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

昨日までの生温かい空気が、一気に冷え冷えとした空気
に入れ替わり、上空を雪を孕んだしぐれ雲が覆っていま
す。

２日前に行方不明になっていた美浜町のナベヅルとカナ
ダヅルが、再び日高町に帰還したという報せを鳥仲間か
ら聞きました。

孟子不動谷、平成２２年、５２度目の訪問です。

大晦日です。

        
今年の不動谷は、未来遺産調査で賑やかでした。向陽
中学校理科クラブの面々が、水田調査に、野鳥調査に
走り回りました。
そんな賑やかだった孟子不動谷も、平成２２年最終日を
迎え、時折粉雪の降る冷たい気候の中、とても静かです。

いつもの鉄塔にオオタカが止まっています。
わんぱく公園のカワウも産卵しているので、彼女にとって
も、この寒い冬空でもすでに「春」なのでしょう。

「来年からちょっと作物を作りはじめようと思うてんのや」
そういって笑った森さんの畑に、セグロセキレイとハクセ
キレイが下りています。いと
ハクセキレイは孟子では渡りの途中に通過するだけの
旅鳥なのですが、今冬はこの時期に確認できました。
頭が黒色なので♂個体ですが、初列風切に幼羽が残っ
ているので、今年生まれの個体に間違いないようです。

そのまま水路道を歩きます。

そここからシロハラが「ピシピシッ！」と叫びながら暗い森
の中に飛び込みます。
ルリビタキの声も聞こえますが、森の奥深くで、出てくる気
配はありません。

ひときわ高いハゼの樹に、１０羽余りのイカルの群れが来
ています。
キキコーキコー
澄んだ声で鳴き交わしながら、ハゼの果実を咥えています。
ハゼの果実を咥えたイカルは、その不格好なまでに大きな
黄色い嘴に生えた「缶切り」のような刃で果肉をそぎ落とし、
種子をバリバリッと万力のようにつぶして食べてしまいます。

ハゼノキにとって、種子をつぶして食べてしまうイカルはたぶ
ん「招かざる客」なのでしょうが、自然の摂理は鷹揚に彼らの
「食」を受け入れます。

イカルと競い合うように飛来するツグミたちは、果実を丸のみ
にし、果肉を消化して種子は糞と一緒に排泄するハゼノキに
とっては大変ありがたい「種まき鳥」なのです。
いっぱいに果実をつけたハゼノキの樹は、ありがたいツグミも
、ありがたくないイカルも、同様に、鷹揚に、受け入れます。

故・後藤伸先生が自著「明日なき森」の中にこんなことを記し
ています。
「どんぐりは森の動物の大切な食糧です。どんどん食べられ
たら良いんです。たとえばそれがカシの樹なら、そのカシの
樹が枯死するまでに、１本のカシの樹が生産できたら、それ
で成功なんです」

ハゼノキも、カシと同じ心境なのでしょう。
「儂が枯れて倒れるまでに、ハゼノキが１本育てば本望。イカ
ルさんや、どんどん食べなされ」
里山のエコシステムは、ことほど左様に鷹揚にできているの
でしょう。

ハゼの実を美味しそうに食べるイカルを見送ってしばらく歩く
と、また懐かしい声に足が止まります。
「ヒィフゥー　ヒィー」
ウソの声です。
声のする方をじっくり探すと、コナラの枝先にぽったりと止まる
♀のウソの姿があります。
今冬、孟子でウソの姿を観察したのは、初めてのことです。
今日の一気の冷え込みに、山が風雪に凍り、それに呼応して
孟子まで下りて来たのです。
その後も上空を、小規模な群れは「ヒィフゥ」と鳴き交わしなが
ら通過するのを、何度も確認できました。

天堤池の上空を、アオサギの成鳥が翔けています。
「グララ　グララ」
濁った声で鳴きながら、時雨雲の垂れこめる寒々とした空を
バックに、大きく旋回しています。

北風が強く谷を走り、鼠色の時雨雲から、雪片が落ちてきます。

今日は、本当に、寒いです。

そろそろ帰途につきます。
行きに水路道を通ったので、帰りは参道を歩きます。
行きにオオタカが止まっていた鉄塔に、今度はノスリが止まっ
ています。
今年孟子で越冬しているノスリは成鳥で、目が優しい黒褐色を
しています。

参道沿いのモモの樹に、お腹の白い小鳥が数羽止まっていま
す。
双眼鏡で確認すると、カシラダカです。
はるかカムチャツカ半島から冬鳥として渡来する小鳥で、孟子
のような田畑のそばに雑木林のある環境を好んで越冬します。
頭に黒い夏羽を残している♂も混じっています。
カシラダカは漢字で書くと「頭高」
頭にある冠羽を逆立てると、頭が高く見えるのでこの名があり
ます。

チッ　チッ
小さな声で鳴き交わしながら枝に止まるどの個体も、冠羽を逆
立て、とんがり帽子をかぶったように見えます。

３３種、ひととおりの冬鳥を確認できました。

みなさん
今年もいろいろな場面で一方ならぬお世話になり、本当にあり
がとうございました。
平成２２年は、わんぱく公園長２年目ということで、ひたすら突
っ走ってまいりました。
また今年は、日本ユネスコ未来遺産プロジェクト１年目というこ
とで、向陽中学校の諸君と一緒に、どっぷり孟子に自然に浸か
り込み没頭する日が多かったように思います。

来年はわんぱく公園も３年目、未来遺産プロジェクトも最終年
となります。
おそらく来年も、今年以上に皆さまにお世話になる機会が増
えることと思います。

平成２３年が、みまさまにとっても、ビオトープ孟子にとっても
、実り多き一年になることを祈念しつつ、平成２２年最後の孟
子不動谷便りを、締めくくらせていただきます。

みなさん！！　良いお年を！！！
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
アオサギ、オオタカ、ノスリ、キジバト、アオバト、コゲラ、キセキ
レイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ
ルリビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ
ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、クロジ
アオジ、カワラヒワ、ウソ、シメ、イカル、スズメ、カケス
ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

    </content>
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    <title>未来遺産調査（平成２２年１２月２６日）</title>
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    <published>2010-12-26T12:37:08Z</published>
    <updated>2010-12-26T12:38:10Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 一か月のご無沙汰でした。 公...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
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            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

一か月のご無沙汰でした。
公園の業務ばバタバタしていたこともありますが、あり
もとはしばらく日高郡美浜町に通っていました。

        
今冬、美浜町は渡り鳥のパラダイスになっています。
ナベヅルが最大１４羽まで渡来し、その中に県下初記
録となるカナダヅル幼鳥が混じっています。
それにハイイロチュウヒ♂が１羽越冬し、美浜町の水
田に越冬するカワラヒワやスズメの大群に依存して、
ハンティングを見せてくれています。
それに、ホシムクドリ、コクマルガラス、ミヤマガラスに
、一回だけの確認ですが、オガワコマドリまで記録され
ました。

美浜町の水田地帯は、和歌山県立日高高校生物部員
により営々と調査がなされ、県下随一の渡り鳥の宝庫
として知る人ぞ知る好ポイントなのですが、今冬ほど、
珍しい渡り鳥が集中する年も珍しいのです。

そんなことで「浮気」して、孟子に１ケ月訪問していなか
ったのですが、今日、今年最後の未来遺産調査で、向
陽中学の理科部員１７名を迎えるということで、久々に
孟子不動谷を訪れました。

美浜町が前述のように珍しい渡り鳥でごった返している
のに対し、わんぱく公園でも同じような傾向がみられる
のですが、今年は孟子も雑木林の小鳥の個体数が少
ないです。

今日もなんとか29種の確認ができたものの、しっかり観
察できた種類はほんの数種と、本当に鳥影の少ない孟
子不動谷でした。

まぁ長年調査していたら、こういう年もあるのですが、や
はり我がホームグラウンドに冬鳥が少ないのは、寂しい
ものです。

そんな中朝１０時
向陽中学の面々が到着しました。

本日のテーマはフクロウに巣箱作り
今日はうぐいす台エコクラブの松本朱実先生も一緒に
巣箱かけに参加してくれました。

延命地蔵から南西に入る谷を詰めたところに立つスギ
の大木の根元の穴に営巣しているフクロウはほぼ毎年
獣（タヌキが多い）に卵を食べられて繁殖が成功してい
ません。
２００９年はとうとう巣穴を覗きに飛来したものの、産卵
は行いませんでした。

フクロウのような定住性の強い、寿命の長い猛禽類は
繁殖が滞ってもそのペアは生き続けるので、ちゃんと生
息しているので安心していると、新しい子孫を生産でき
ないまま落鳥して、姿を消してしまうという危険性が大き
いので、今回の未来遺産調査により巣箱を架設し、繁殖
の担保性を上げるとともに繁殖状況を無人カメラを設置
することでモニタリングするのが目的です。

中学生がやるにはかなり高レベルな調査ですが、本当に
孟子の自然が好きな彼らにこれを経験してもらうことで、
必ず彼らの将来にプラスになると確信しての取り組みです。

小林君が巣箱を担ぎ、その後を林君が支え、他の１５名
も廻りを囲んで、延命地蔵南西の谷を登ります。

この孟子便りでかなり詳細に記述しているのでご記憶の方
もおられるかもしれませんが、２年前の１１月、この谷は、
時間雨量１００ｍｍ超の集中豪雨に見舞われ、土石流が
発生し、谷の形状が大きく変化しています。
その豪雨の後、ありもともこの谷に入っていなかったので
地形がこれほど変わっているとは思いもよりませんでした。

事前に一度歩いておくべきでした。
比較的登りやすい山道であったところが、その山道がそぎ
落とされ、登りづらくなっています。

小林君！ゴメン！！
心の中で何度も叫びながら、彼らを気遣いつつ、漸く営巣
地のスギまで辿り着きました。

スギの樹が太過ぎるので、隣りのコナラの樹に巣箱を設置
します。
結構重たい巣箱なのでありもとが背中で支え、それを学生
たちが携えてきたロープで幹に固定します。
コナラの生えた斜面も急で、作業が思うにまかせませんが
なんとか幹に固定することができました。

地形が変わっていて小林君には気の毒なことをしてしまい
ましたが、自力で担ぎあげた巣箱を自力で架設する経験を
通して、彼らが得たものは大きいと思います。

今回の未来遺産調査を通じて、ありもとは、彼らにもてる知
識はすべてさらけ出して提供はしますが、それをまとめたり
採集の作業をしたりするのは全部彼らに任せるようにして
います。

自然の中で膨大な時間過ごすことで、またその中で作業を
じっくり行うことで、彼らの語る言葉に「重み」が出ることを、
彼ら自身に体感してほしいのです。
これは社会に出て、どんな仕事についても通用することで、
一生懸命頑張ること、すべてのプロセスをしっかり自分で
体験することで、それについて自分が他人に話す際に、言
葉に重みが増し、説得力が増すのです。
また、人に伝えることを目的で行う学習は、最も効果的で、
学習効果の高いプロセスであるということを、彼らに知って
欲しいと思っています。

そしてその副産物として、自然大好きな彼らに、自然の深遠
さと楽しさが伝われば、今回の未来遺産調査は、大成功だと
ありもとは思っています。

そのために、時間をかけて、自然の中で、出来る限りすべて
の行程を、彼らに体感してもらいたいと思っています。

重い巣箱を担いで谷を登り、その巣箱を取り付け、そして下る
だけで、午前中の調査行程は完了です。

このシンドイ作業を笑顔で行ってくれた小林君と林君の背中を
今日見た下級生の諸君には、先輩を尊敬する心も芽生え、彼
らの思いをしっかり引き継ごうという「自覚」も生まれると思いま
す。
「後輩が先輩を尊敬する」という当たり前の事柄を、しっかりと
胸に刻ませるためにも、ちょっとはシンドい作業を彼らにさせ
る必要もあると思っています。

こういう長くてシンドイ作業を生徒にしっかりとさせる時間を捻出
してくれる顧問の前川先生の功績も非常に大きいと思います。

午前中のメニューを終え、前川先生に連れられて、１４名の生徒
諸君は帰路につきましたが、林君、高橋さん、西林君の３名が
孟子に残るというので、ありもとも昼食後つきあいます。

「せっかく残るんやからデータを取りたい」
そう真剣なまなざしで喋る林君に触発され、ありもとも何かとれ
るデータを考えます。

冬鳥のデータを取ろうと思い、天堤池まで歩きますが、ヒヨドリ、
モズ、ルリビタキの３種しか出ず、これは無理だとあきらめます。

その時根来昆虫調査隊でオオムラサキ調査をしていた高橋翠
さんが「ヒント」をくれました。
「ありもとさん！　エノキの樹無いん？　ゴマダラチョウの幼虫
調べようよ！！」

ありもとも膝を打ちます。
冬の調査としては格好の材料です。

天堤池までに山道にある目立つ４本のエノキと、きみひろ池の
池畔に立つエノキの樹下で、「神経衰弱」を行います。

「ほらいてた！！ゴマダラの幼虫やで！！」
高橋さんの元気な声が響きます。
この子は本当にチョウが好きな子です。
本当に目を輝かせて、エノキの落ち葉をひっくり返しています。

林君はエノキの樹をしっかり撮影し、どちらの方角に何頭の幼
虫がいたかを、しっかり記録しています。

「また、新しいデータを取ってしもうた！これでまたまとめる時間
が増えてしまう！勉強の時間が無くなるわ・・・」
そう苦笑しつつもなぜか楽しそうで「オマエらも手伝えよ！！」
と高橋さんと西林君に言う姿は、すっかりリーダーの風格を漂わ
せています。

・自然の中で、しっかりと長い時間をかける。
・その調査を、しっかりと楽しむ。
・調査データを、しっかり時間をかけてまとめ、ありもとのアドバイ
　スを参考にしつつ、自分で考察してみる
・他人に伝えることを目標に、プレゼンの資料をまとめる

来年もこのプロセスだけは、しっかりやらせようと思っています。

「オレ、今年で卒業やけど、オマエら来年大丈夫か？」
そう心配する林君を安心させるためにも、引き継いだ下級生たち
にしっかり上のプロセスを経験させることで、林君がそうだったよう
に、下級生諸君も成長してほしいと思います。

さぁ！！明けて平成２３年
いよいよ未来遺産の「ラストイヤー」です。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
　カイツブリ、ノスリ、キジバト、アオバト、コゲラ、アオゲラ、セグロ
　セキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ
　ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ
　シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ、マヒワ
　カワラヒワ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

    </content>
</entry>
<entry>
    <title>未来遺産調査（平成２２年１１月１３日）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://mo-ko.jp/satoyama/2010/11/post_406.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://mo-ko.jp/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=3/entry_id=543" title="未来遺産調査（平成２２年１１月１３日）" />
    <id>tag:mo-ko.jp,2010:/satoyama//3.543</id>
    
    <published>2010-11-13T12:21:33Z</published>
    <updated>2010-11-13T12:22:39Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 今日は未来遺産調査です。 ９...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

今日は未来遺産調査です。
９時に向陽中学を迎える前に６：３０　孟子不動谷に行きます。

        
朝もやけぶる薄暗い水路道を歩きます。
今年はクロジの個体数が多いです。
ネザサ藪から飛び出して、コナラの横枝に止まります。

アオジとクロジはどちらもネザサ藪が好きな鳥です。
しかし人に驚いて逃げる逃げ方に違いがあります。
アオジはネザサ藪を低く移動して逃げることが多いのに対
して、クロジは樹上高くに移動して逃げます。

この両種の違いはかなり顕著で、薄暗くて羽衣の区別がつ
きにくい時でも、その「逃げ方」で察しがつく場合が多いです。

道の真ん中にアオジと思われる小鳥の１羽分に羽毛が円
状に散っています。
ハイタカ類の食痕です。
おそらくハイタカのものだと思います。
彼らは森の中を潜行する忍者のような狩人で、渡来しても
なかなか姿をとらえ辛いのですが、このような食痕で渡来し
ていることが確認できます。

といっても食痕だけではツミの可能性もあるので、なんとか
姿を探したいと思います。

上空のアトリ類の群れが次々と渡っていきます。
カワラヒワ、マヒワ、アトリ、イカル、シメ、ベニマシコ、ウソ・・・
孟子で記録のあるアトリ類が全種確認できました。

ルリビタキもジョウビタキも入っていますが、まだ個体数は少
ないです。

先週くらいからソウシチョウが久々に渡来して、囀っています。
このチメドリ科の帰化鳥類は、１９９８～１９９９年の冬に多量
に確認できたのですが、その後めっきり見かけなかったので
すが、久々に声を聞きました。

ジェー　ジェジェジェー
カケスが独特のダミ声で鳴きながら上空を過ぎていきます。
今年は本当にカケスが多いです。

那賀寺の庫裏の前に草地にアオジの群れが下りています。
近寄って観察してみます。
アオジは孟子ではごく普通の鳥ですが、藪の中を潜行してな
かなか姿を見ることが難しい鳥です。

前に草のケラレが入りましたが、なんとか♂♀の姿を結構
近くで撮影することができました。

グアララ　グアララ・・・
ハシブトガラスが騒いでいます。
この声でハシブトガラスが騒ぐ時は普通猛禽がいる時です。
数羽のカラスが執着している森を観察していると、１羽の褐
色の小型のタカが飛び立ちました。

ハイタカの幼鳥です。
コイツがおそらく、水路道でアオジをバラしたのだと思います。
ハシブトガラスに追い出されて、上空で旋回上昇したあと、林
の中に突っ込みました。

いつの間にか９時になり、向陽中学の面々が孟子に到着しま
した。

まずはとんぼ池（Ａ地点・Ｂ地点）と荒糸川の水を採取し、パッ
クテストを行います。
PH、リン酸値、アンモニウムイオン値、BOD・・・・
定番の値を次々に測定していきます。
生き物調査の際にはなかなか測定する時間が取れなかった
ので、一通りの生き物調査を終えたこの時期に、一気に測定
してしまいます。

ひととおりの測定を終えて１１時
いよいよみんなで孟子の森林の植生の観察を行います。

孟子不動谷の特徴は、最大標高２００ｍ前後の丘陵地型であ
るにも関わらず、山地性の鳥類の生息種数が多いことです。
それは緑色片岩による肥沃な土壌の上に形成された里山とし
ては比較的樹高の高い落葉広葉樹優占の森林が形成されて
ることと、里山が放置されて中層に灌木の藪ができ見通しの悪
い森林になっているためです。

植生遷移が進み、樹高の高い、見通しの悪い林になることで、
ウラナミアカシジミ等の本来の手入れの行きとどいた里山林
を住処とするチョウが減少しているのに対して、鳥類の種組成
が一気に豊富になったということです。

森林の植生遷移とそこに生息する動物との因果関係は、本当
に複雑で難しいものです。

手入れの行きとどいたすっきりした里山林にすることで、里山
独特の昆虫類は栄えますが、逆に鳥類の種組成は貧弱にな
ります。
いっぽう植生遷移が進行して里山独特の昆虫類が減少すると
今度は鳥類の種組成が豊かになります。

どちらが「良い」「悪い」ではないのです。

未来遺産として指定された所以は「里山」だとしたら、やはり手
入れの行きとどいた里山林をある程度保全しなければなりませ
ん。

しかし一方孟子不動谷の大きな特徴である鳥類の豊かさも失
いたくないので、天堤池周辺の林は下層の発達をそのままに
保全したいものです。

これを実現するには、森への手入れの度合いを変えていくしか
ないでしょう。
これこそが昔の里人が行った「奥山に思想」に通じる管理のし
かたなのでしょう。

中学生である彼らには難しすぎる問題でしょうが、この年齢から
こういうことを考える習慣をつけることは、きっと彼らの将来にお
いて、プラスになると信じて今回、この観察を調査メニューに入
れました。

「森を保全する手法は、その森をどんな森として保全するか？
つまり、植生遷移をどの時点で止めて管理するのかによって
大きく変わるものなんよ。だから、何が正しくて何が間違ってい
るかということは、決して一意に決まるものではなくて、保全し
ようとする森のタイプによって異なるものやということを覚えて
おいてほしい。正解が１つではないことが、自然科学の一番の
特徴で、また一番の魅力なんやで」

このことが、今回彼らに送りたかった「メッセ－ジ」でした。

来る１２月１１日
和歌山県立自然博物館レクチュアルームにて、彼らの「檜舞台」
が待っています。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜鳥類＞
カイツブリ、カワウ、マガモ、ハイタカ、キジバト、アオバト、コゲラ
アオゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ
ルリビタキ、ジョウビタキ、ノゴマ、シロハラ、ツグミ、ウグイス
ソウシチョウ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ
アオジ、クロジ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、ウソ、ベニマシコ
イカル、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

    </content>
</entry>
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    <title>立冬を過ぎて（平成２２年１１月７日＆８日）</title>
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    <published>2010-11-08T10:28:48Z</published>
    <updated>2010-11-08T10:29:56Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 いつの間にか、立冬を過ぎてい...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

いつの間にか、立冬を過ぎていました。
一気に寒気が入り込み、暑かった秋が、冬に衣替えを済ませ
たようです。

        
１１月７日、８６人のお客様を孟子に迎えるので、わんぱく公園
を数時間抜け出して、孟子に行きました。

犬飼池に３０羽ほどのオシドリが下りています。
ありもとの気配に驚いて飛び立ちましたが、池畔に降りてどんぐ
りを食べていたようです。
本当に今年はオシドリが多いです。

ジョウビタキとルリビタキの声が、雑木林の中から聞こえていま
す。
ツグミが上空を通過し、水路道のいつもの藪に、シロハラが来
ています。
暦は本当に正直です。孟子も冬鳥の季節になりました。

明けて１１月８日
久々に貴志川河川敷を歩きます。
ノビタキはまだかなり残り、アリスイも１羽確認しましたが、ノジコ
やノゴマは確認できません。
アオジ、オオジュリン、カシラダカが揃い、川の奥のツルヨシ群
落にはベニマシコの幼鳥が来ていました。

オオブタクサの種子に、夥しい数のオオカワラヒワとアトリの群
れがついています。
アトリの群れの中に、見事な夏羽の個体を見つけました。

高水敷の草地の上を、ツグミが歩いています。

貴志川の渡り鳥も、もうほぼ「冬鳥」にかわっていました。

鼠色の時雨雲から時折雨粒が落ちるうっとうしい天候の中、
孟子に入ります。

山案山子のテラスに、クロジの♀が死んでいます。
モズか何かに追いかけられて、あわててガラスに当たったので
しょう。
今年「初見」のクロジは、死骸でした。

蕎麦狩りに大忙しの丸嶋さんの傍らで、キセキレイが杭の上に
止まっています。
雨覆羽の縁に淡色部のある、若い個体です。

セグロセキレイの幼鳥は、すっかり成鳥羽に換羽を済ませ、電
線に止まって囀っています。

モズの高鳴きが賑やかです。
小川さんの庭付近に１羽入っている♂が、小川さんの庭のイチ
ョウの樹上で、けたたましくナワバリの詩を歌っています。

クロコノマチョウの蛹に、すっかり翅を延ばした秋型♀が止まっ
ています。
どんどん緑色の蛹が増えているのに、どういう訳が終齢幼虫の
姿を見つけることができません。
昼間は土の中にでももぐっているのでしょうか？それとも、茎の
中にもぐるのでしょうか？
とにかく見えるのは蛹と羽化した新成虫だけで、幼虫の姿は、
どれだけ探しても見出すことができませんでした。
こんな普通種のチョウなのに、一歩その生態に踏み込むと、わ
からないことだらけです。

水路道を戻り、犬飼池に戻ります。

池畔の藪の中で、クロジの群れを見つけます。
今年初めてクロジと対面です。

結構近い枝先に♀が出てきて止まったので、記念撮影させて
もらいました。

一気に冬のたたずまいになり、冬鳥が一通りそろったことを確
認できたので、ありもとは一路、和歌山市永穂に向かいます。

１１月に入り、和歌山県にナベヅルが結構渡来しています。

美浜町和田不毛に２羽、御坊市塩屋水田に６羽と飛来し、
白浜町や田辺市などでも見つかったようです。

そしてとうとう１１月５日、和歌山市永穂の水田に３羽飛来して
いることを、和歌山県環境生活総務課自然環境室の谷脇さん
に教えてもらったのでした。

この周辺には１９９７～１９９８年の冬、３０数羽が飛来し越冬
し、その後も不定期に飛来が確認されています。
和歌山市の地図を見ても、和歌山市周辺でツルがおりそうな
のは、この周辺と岡崎周辺くらいなのではないでしょうか？？

新２４号線を西に走り、永穂の交差点を南西に折れると、広い
水田地帯が広がり、そのまん中に、３羽のナベヅルが下りてい
ました。

ありもとにとっては本当に久々のナベヅルとの出会いです。
すぐ近くで農作業をするおじさんを少し気にしていますが、それ
ほど警戒するそぶりもなく、水田で盛んに餌をさがしています。

谷脇さんが観察したときは、農作業の車が来て飛び立ち西に
消えたようですが、それは渡来直後であったらかのようで、もう
周辺の農作業の人々の営みには慣れたようです。

１９９７年の個体は、毎週のように観察に行きましたが、一度
バードウオッチャーが無理に近づいて飛んだのを見ただけで、
農作業の車や人には一応警戒はするものの、飛び立つことは
無かったです。

彼らの日本における「本来の」越冬地で、万単位の越冬個体
群の生息する鹿児島県出水市周辺も広大な水田地帯で、農
作業の人に関する過度な警戒は示さないのが普通なのでしょ
う。

ありもととツルの距離は１００ｍ強。
この距離さえきちんと守れば、ツルたちも過度に警戒するこ
ともなく、のんびり餌をついばんでくれています。

立冬が寒風を運び、それに乗って、和歌山市にもナベヅルが
降り立ちました。

これでいよいよ、「冬本番」ですね。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜孟子鳥類＞
カイツブリ、オシドリ、キジバト、ケリ、コゲラ、アオゲラ、キセキ
レイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ
ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、イソヒヨドリ、ウグイス、ソウシ
チョウ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ア
オジ、クロジ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、イカル、シメ
スズメ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ 

    </content>
</entry>
<entry>
    <title>ＣＯＰ１０（平成２２年１０月２６日）</title>
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    <published>2010-11-01T10:55:29Z</published>
    <updated>2010-11-01T10:56:39Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 １０月２５日、ありもとは理事...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

１０月２５日、ありもとは理事長とともに、名古屋に赴きまし
た。
ＣＯＰ－１０開催地である名古屋国際会議場に隣接する名
古屋学院大学名古屋キャンパス白鳥学舎で開催された
「ユネスコ　未来遺産運動と自然再生」において事例発表
を行うことが目的でした。

        
ちっぽけな取り組みとはいえ、孟子不動谷の地で、生物多
様性保全を行っている身として、ＣＯＰ－１０本会議場のフ
ォーラムゾーンで、１０分間とはいえ喋る機会を得ることが
できたことは、大きな財産になったものと思います。

翌１０月２６日、「ユネスコ　未来遺産運動と自然再生」の
エスクカレーションとして、ユネスコ未来遺産指定の多様性
保全の仲間である、いきもの不思議の国・中池見湿地（福
井県敦賀市）、久保川イーハトーブ世界自然再生事業（岩
手県一関市）の面々が孟子不動谷に来場されることにな
っています。
１０時にＪＲ和歌山駅にお迎えに行くということで、朝６：３０
「下見」の目的で孟子に行きました。

カケスが相変わらず叫び声をあげています。
天堤池では、美しい羽衣に身を包んだオシドリが泳いでい
ます。
今日お迎えする方々はみんな北国からのお客様なので、
和歌山のできる限り「南起源」の動植物をお見せできれば
と思っています。

一番の「スター」は、近畿地方特産のトンボ・ナニワトンボ
で、２５日に再会した東京大学・須田先生にも「ぜひ！」と
言われているのですが、朝から時雨模様の天気に、黄信
号がともっています。

そんな中、ごく普通種ですが、南起源の昆虫を見つけました。

先日いちいがしの会の来訪を受けた時、後藤岳志先生の
御子息が見つけた、クロコノマチョウの蛹が羽化しています。
和歌山ではもうごく普通種で、孟子でもしっかり越冬している
のですが、福井や岩手ではまだ、そんなに定着していないこ
とでしょう。

普通種とはいえ、なんとか「お土産」ができそうです。

岩出町のレンタカーショップでバスをレンタルして、そのまま
国道２４号線を走り、ＪＲ和歌山駅を目指します。

１０時に到着したJR和歌山駅東口には、皆さん勢ぞろいして
おられます。
中池見の方々、久保川の方々、水ネット東北の方々に加え
て、和歌山大学の原先生、和歌山ＮＰＯセンターの高橋さん
の顔も見えます。
総勢１５名
和歌山の旅が開始されました。

紀州藩５５万５千石の和歌山城のまわりを一回りしたあと、
総面積４７ha、近畿最大の干潟・和歌浦干潟を窓の外に見
ていただき、海南市わんぱく公園に到着です。

わんぱく公園にもナニワトンボは多産しているのですが、ど
んどん雨雲が湧き、北風が吹く天気に、全く出てくる気配は
ありません。
公園に展示しているナニワトンボの標本を恨めしそうに眺
める東京大学の須田先生と桶田さんには、本当に申し訳な
いのですが、この天候では致し方ありません。
カワウのコロニー効果で産するアカマダラコガネや、東日本
では珍しい長翅タイプのヒメギスの♀、それに熱帯性の昆虫
タイワントビナナフシの標本に、とても喜んでいただいて、少
しはほっとしました。
また、すいれんの谷に多産する食虫植物・コモウセンゴケも
久保川にも中池見にも分布していないということで、なんとか
唯一「生物（なまもの）」を喜んでもらえました。

ガーデンレストラン・シャンボールで昼食を取ったあと、今や
全国区になっているわかやま電鉄貴志川線の終点・貴志駅
に赴き「タマちゃん」と対面していただきました。
カワイイ（？）三毛猫のタマちゃんに女性陣は大喜び！！

その後、貴志川町神戸平池に向かいます。
ここには希少水草であるオオミクリ、オニバスが自生してい
ます。
須田先生が水草が大好きということで、急きょ訪問することに
したのです。
オオミクリは和歌山県ではここらあたりでしか記録のない貴
重種で、須田先生も大喜びです。

残念ながらオニバスは終わってしまっていましたが、オオミク
リが多数大きな実を付けていたので、本当に良かったです。
大きな果実が数個ついた花柄を１本、お土産に差し上げて、
一路・孟子不動谷を目指します。

孟子不動谷入口では、和歌山大学・中島敦司教授がお出迎
えです。
なごやかに談笑しながら、参道を歩き、途中ジュズダマにクロ
コノマチョウの食痕を見つけて蛹探しをしたりしながら、山案
山子テラスに到着です。

ログハウスの中で、里山文化や多様性について、それぞれの
フィールドのとっておきの話を披露しあい、和やかなエスクカレ
ーションとなりました。

今年は生物多様性年です。
そんな年に、日本ユネスコのおかげで、ＣＯＰ１０の会場の雰
囲気を肌せ感じることができ、また、かけがえのない仲間たち
と、孟子をはじめ和歌山北部の地で、エスクカレーションの経
験もでき、本当に有意義な２日間でした。

今後も、たゆまぬ精進をし、孟子の多様性を保全してゆかね
ばならないと、再認識した２日間でもありました。
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜孟子鳥類＞
カイツブリ、アオサギ、オシドリ、トビ、キジバト、カワセミ
コゲラ、アオゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ
ヒヨドリ、モズ、キビタキ、シロハラ、ウグイス、エナガ、ヤマ
ガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル
シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠

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    <title>いちいがしの会来場（平成２２年１０月２４日）</title>
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    <published>2010-10-24T12:36:26Z</published>
    <updated>2010-10-24T12:37:30Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 今日は６：３０に孟子に到着で...</summary>
    <author>
        <name>ビオトープ孟子</name>
        
    </author>
            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://mo-ko.jp/satoyama/">
        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

今日は６：３０に孟子に到着です。
今日は田辺市を中心に、和歌山県（紀伊半島）の基本的原生
植生である、照葉樹林の復活を目指し、ありもとの自然の「師
匠」である故・後藤　伸先生が興された「いちいがしの会」の方
方をお迎えすることになっています。

        
みなさんの来場は１０時ですが、ありもとは早目に孟子に来て
野鳥を中心にデータを取ります。

天堤池の奥に１４羽のオシドリが浮かんでいます。
今年は本当にオシドリの渡来が早いです。
わんぱく公園でも、２０羽前後の群れが内池の奥に渡来してい
ます。
「水辺の鳥」のイメージの強いカモ類にあって、沢を登り、森に
入り、ドングリを丸呑みにして食べる森林性の鳥です。
休憩時には水面で浮かんでいますが、すぐに林の奥に飛び込
んでしまいます。
♂は目を見張るばかりのオレンジの派手な羽衣をした綺麗な
鳥ですが、その行動習性は、「森の忍者」そのものです。

今日は孟子の谷にある３枚の池を回り、どの程度飛来してい
るのか調べることにします。

ケケーケケケ・・・　　　ケケーケケケ・・・
語尾の上がる独特の節回しで、那賀寺の山塊の尾根の森の
中で、ツミが鳴いています。
♀はキジバト大、♂はヒヨドリ大の小さなタカの仲間で、森林
の中を高速で飛び回り小型の鳥類を捕食しています。
今まさにヒヨドリの渡りの最盛期で、今日は朝からシロハラの
群れも上空を飛んでいるので、ツミにとっては絶好のハンティ
ングチャンスなのでしょう。

ジェー　ジェジェジェー
漸く熟し始めたアラカシの葉影から、カケスが空中に飛び出し
ます。
美しいコバルトブルーの雨覆羽を見せながら、目の前をゆっく
り、ゆっくりと飛びすぎます。
この鳥もオシドリ同様山地のドングリ食いで、今年は山地のド
ングリが凶作なようなので、孟子のような低い山に早目に降り
て来ているようです。

ドドドド・・・
地響きのようなヤマドリのホロ打ちの音を聞きながら、薄暗い
山道を歩き、不動池に到着します。
池面を覗くと、４羽のオシドリが浮かんでいます。
これで１９羽です。

オーアーオーアオーアーオアオー
不動池でオシドリを確認して山道を引き返していると、暗いツブ
ラジイの葉影から、アオバトの独特の鳴き声がしています。
和歌山県のシダ植物の第一人者で、元和歌山県職員の谷関
俊男さんが、アオバトがアラカシの実を食べるのを見たと教えて
くれたことがありましたが、この美しい緑色のハトも、今年のドン
グリの不作に、被害を被っているのでしょう。

先週に引き続き、キビタキの個体数が非常に多いです。
なかなか姿を見せてはくれませんが、そこここの葉影から、クリ
リ、クリリという独特の声が響いています。

先週まで２週間愛想良く出てきてくれた、メボソムシクイが今日
は抜けてしまっています。

犬飼池にもオシドリが５羽いました。
これで孟子不動谷で２４羽のオシドリを確認したことになります。

いちいがしの会の一行を迎えるのに、まだ少し時間があるので
、口を開きかけたミツバアケビの実の前で、実に来るメジロの観
察をすることにします。
犬飼池から森さん宅前に降りる山道沿いに、ミツバアケビが鈴な
りになっています。
そのミツバアケビの実に、メジロが次々に飛来し、美味しそうに実
をついばみます。
細長い嘴を上手に使って、ヌルヌルの白い果肉のついた、黒い種
を咥えます。
ちょうどイカルやシメがムクノキの果実をクルクル嘴に挟んで回す
ように、果肉のついた種子を嘴の中でまわし、まわりに付いた甘い
果肉を食べて、種子をポイと捨ててしまいます。

メジロは種子を飲み込むことはしないようで、種子を運んでもらい
たいアケビにとっては、メジロはあまりありがたいお客様ではない
のかもしれません。

ミツバアケビに来るメジロを観察していると、入口駐車場が賑やか
になってきました。
いよいよ「いちいがしの会」の面々の来場です。

竹中会長夫妻を筆頭に、「創始者」の後藤先生の愛息・後藤岳志
先生一家、水生昆虫が専門ながらシダ植物にも造詣の深い弓場
さん・・・
ありもとにとっては、とても久しぶりにお会いする懐かしい方々との
再会でとても嬉しいです。
総勢４０名。
大型バス仕立てでの来場です。

皆さんにご挨拶を済ませ、まずは犬飼池に登ります。
孟子の位置する北野上地区の稲作の特徴は溜池を使った農法で
す。
北野上地区を流れる貴志川が川床が低く、水の活用が困難なた
めに１００を超える溜池が浚渫されています。
ですから孟子周辺の里山の構成要素で、溜池というのがその代表
ともいえるのです。
稲作水系の指標であるトンボ類で言うと、南紀地方は小河川や湿
地がトンボの分布の中心であるのに対し、北野上地区では溜池が
トンボの分布の中心です。

そのことは、南紀を特徴付けるトンボはキイロサナエ、コサナエと
いった湿地、河川のトンボであるのに対し、紀北を特徴付けるのは
ナニワトンボ、ベニイトトンボ、アオヤンマ等の溜池由来の種となり
ます。

定期的な草刈りによって形成された堤体の草地で、ヒメノダケ、ワレ
モコウ、ツリガネニンジン、イヌコウジュ、ヨメナ、ノコンギク等の草本
を観察します。

犬飼池の観察を終えると、参道を歩きます。

竹中会長は今キノコに凝っているということで、テングタケ、コタマゴ
テングタケ、カラカサタケ、ノウタケ、ドクツルタケ、キイチチタケ等の
キノコを採取しては、持参した袋に入れていきます。

弓場さんは炊き込みご飯にするとかで、ヤマノイモのムカゴを集め
ています。

草花が好きで、道々ノコンギク、イナカギク、シラヤマギク、ヤマハッ
カ、アキノタムラソウ、サワヒヨドリ等を熱心に撮影するご婦人がます。

それぞれの興味の範囲で、熊野も森よりずっと人に「荒され」、落葉
広葉樹林となっている孟子の里山を満喫しています。

森にある樹を通じて自然を愛でる・・・
いちいがしの会の方々こそが、後藤伸先生の残した、最大の素晴ら
しき「遺産」といえるのかもしれません。

久々に迎えた南紀からのお客様が、孟子の里山に、熊野の山のニ
オイを運んできてくれた一日でした。
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＜鳥類＞
カイツブリ、アオサギ、オシドリ、トビ、ツミ、ヤマドリ、キジバト、アオ
バト、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ
ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、キビタキ、シロハラ、ウグイス、エナガ
ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、シメ、イカル
スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
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    <title>未来遺産調査（平成２２年１０月１６日）</title>
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    <published>2010-10-16T12:36:47Z</published>
    <updated>2010-10-16T12:37:51Z</updated>
    
    <summary>ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。 ６：００ 孟子不動谷到着です...</summary>
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        <name>ビオトープ孟子</name>
        
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            <category term="01孟子不動谷だより" />
    
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        ありもと＠孟子です。。　　みなさんこんばんは。。。

６：００
孟子不動谷到着です。
朝からしぐれ雲が空を覆い、暗い良明けです。
今日は未来遺産のアカトンボ調査の日です。
例によってありもとは朝早くに天堤池に向かいます。

        
プルルルル・・・
カモ独特の羽音を残しながら、３０羽ほどのオシドリが飛び立ち
ました。
ぶな科のドングリを好食する森林性のカモらしく、空高く上がる
ことなく、低く飛んで池奥のコナラ林に消えました。
これもカケス同様、山のドングリの不作に呼応して早目に降り
て来たのかもしれません。

オーアーオーアオー
薄暗い森の彼方から、アオバトの特徴的な声が響きます。

森の中からは、そこここからキビタキの地鳴きの声がしていま
す。
クリリ　クリリという独特の声で、天堤池周辺の森はにぎやか
です。
キビタキの渡りが本格化しているようです。

キュン！　キチキチキチキチ！！
モズの高鳴きが賑やかです。
モズがナワバリ宣言を行うのは秋です。
高い山などで避暑を終え、成鳥たちが里に帰ってきています。
今年巣立った幼鳥たちと、壮絶な国取り合戦をしています。
例年通り山案山子周辺には♀２♂１が騒いでいます。
モズはとても「ビビリ」の鳥で、なかなか近くで撮影させてくれま
せん。
今日もかなり苦労しましたが、目元に黒い「くまどり」をあしらっ
た、「男前」の♂モズをなんとかまぁまぁの距離で写すことがで
きました。

今日のアカトンボ調査は、先月の逆回りに行う予定なので、向
陽中学の諸君とは入口で待ち合わせしているので、水路道を
歩きます。

クリの実が落ちています。
今年はクリの「たなり」が遅く、漸く「栗ご飯」が炊けそうです。

水路道もキビタキが多いです。
出てくるのはみな「第一回冬羽」に換羽した、今年生まれの個
体です。

ジュ　ジュジュ
今日も１２日と同じ藪に、メボソムシクイが潜んでいます。
おそらく同じ個体でしょう。
藪の中を潜行しながら、時折フライングキャッチで、小さな芋虫
を咥え取り、食べています。
地味で目立たない小鳥ですが、孟子できちんと観察できるのは
この時期だけなので、しっかり写真をとります。

そろそろ入口の駐車場が賑やかです。
体育大会の引率に行った顧問の前川先生に代わって、今日は
樋上先生に引率されて、おなじみの諸君が集まっています。
その中に向陽高校２年生で、先日筑波大学で開催された生物
オリンピックで、和歌山県でただ一人金賞を獲得した、奥村洋
介君の手伝いに来てくれています。

今日は先月に引き続き、アカトンボ調査です。
先月は、ナニワトンボ、リスアカネ、マユタテアカネ等、夏の未
成熟時期も孟子で暮らす種類ばかりの確認だったので、今日
はアキアカネ、コノシメトンボ等、未成熟期に大きな移動をする
種類のデータを取るのが目的です。

犬飼池の調査の時には曇り空でアカトンボの動きが鈍かった
ものの、入口水田を調査するころになると、陽ざしも戻り、一気
にアカトンボの個体数が増加します。

水田の間にある休耕田では、夥しい数のヒメアカネが交尾産卵
を行っています。
日本最小のアカネ類です。
顔が真っ白に成熟し、お腹も上品な茜色に変わり、先月よりも
一気に綺麗になっています。
ありもとも中学生に交じって網を振ります。
孟子で調査を始めた１９９９年当時は、孟子に来れば毎日のよう
に振った網も、最近は目視と撮影のみになり、網を持つことは
ついぞ無くなっていたので、最初勘がつかめず苦労しましたが、
ヒメアカネを１０頭も取る頃になると、かなり昔の勘が戻ってきま
した。

おかげで孟子では「珍種」のナツアカネの♂をＧＥＴすることがで
きました。

入口水田、無農薬水田、とんぼ池・・・
谷をさかのぼりながら、網を振ります。

アキアカネ、コノシメトンボ等も確認できました。
この時点で今年の孟子確認種も４６種になりました。
孟子での年間確認種は４５～５０種が標準なので、なんとかボー
ダーラインに達したことになります。

わんぱく公園の仕事をするようになって、孟子での調査回数が
ほぼ半減したので、なかなか５０種を確認できなくなってきまし
た。
確認できるトンボの種は、４５種くらいから上は、通った回数に
大きく結果がリンクするのです。

今日確認できたアカトンボは、アキアカネ、ナツアカネ、リスアカ
ネ、コノシメトンボ、マユタテアカネ、ヒメアカネ、ネキトンボの７種。
そこに先月確認したナニワトンボを加えて８種になりました。
孟子で今までに確認されたアカトンボ類は１３種ですが、２回の調
査ということで、まぁまぁの結果といえそうです。

アカトンボ類は、谷内で一生を終える移動距離の少ない種類は、
生息状況が安定しますが、長い距離を移動するタイプの種は、
なかなか不安定な確認状況になるのが普通です。
彼らはとにかく色んな場所に飛来し、自動車の轍のようなすぐ
に無くなる水場にまで産卵し、そんな中でどこかで羽化したらも
うけものというような、繁殖タイプを示します。

孟子でもこれらの種の確認状況は、毎年全く違います。
これは、これらの種が、なかなかうまく繁殖できないことを示し
ているのです。

アカトンボ類は田んぼの代表的な種なのですが、ベントス調査
ではなかなか幼虫を得ることができないので、秋の成虫調査を
今回の田んぼの生き物調査のメニューに追加したのでした。

これで、今年度の動物調査は終了です。
あとは１１月に、森林の植生の学習会を行うのみとなりました。

そして１２月１１日
和歌山県立自然博物館で、中間発表の「檜舞台」がまっていま
す。

今日採集したアカトンボは総数１００頭強・・・
田んぼが特徴の孟子里山公園ならではの調査結果になりまし
た。
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＜鳥類＞
カイツブリ、アオサギ、オシドリ、トビ、オオタカ、ツミ、キジバト
アオバト、コゲラ、アオゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビン
ズイ、ヒヨドリ、モズ、クロツグミ、ウグイス、メボソムシクイ
キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ
スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
＜両生爬虫類＞
ニホンアマガエル、ニホンアカガエル、ツチガエル、ヌマガエル
トノサマガエル、ウシガエル、シマヘビ、ヤマカガシ、ニホンカナ
ヘビ、ニホントカゲ
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＜昆虫類＞
オオアオイトトンボ、オニヤンマ、カトリヤンマ、シオカラトンボ
ウスバキトンボ、アキアカネ、ナツアカネ、リスアカネ、コノシメ
トンボ、マユタテアカネ、ヒメアカネ、ネキトンボ
オオカマキリ、コカマキリ、ハラビロカマキリ、カマドウマ、エンマ
コオロギ、カネタタキ、アオマツムシ、モリオカメコオロギ、ササ
キリ、ウスイロササキリ、オナガササキリ、コバネイナゴ、ツチ
イナゴ、トノサマバッタ、ヤマクダマキモドキ、キンヒバリ、クサヒ
バリ、マダラスズ、トゲヒシバッタ、ヒシバッタ
クモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、アメンボ、ヒメアメンボ、ヤ
スマツアメンボ、ツマグロオオヨコバイ
クロヤマアリ、セイヨウミツバチ、ニホンミツバチ、コガタスズメ
バチ、オオスズメバチ、セグロアシナガバチ、スズバチ
ハナアブ、オオハナアブ、アシブトハナアブ、ホソヒラタアブ、ア
メリカミズアブ
モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キチョウ、ナガサキアゲハ
ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、ルリシジミ、ウラ
ナミシジミ、ツバメシジミ、ベニシジミ、コミスジ、キタテハ、ルリ
タテハ、アカタテハ、イシガケチョウ、ヒメウラナミジャノメ、クロ
ヒカゲ、クロコノマチョウ、ナカグロクチバ、ホタルガ、ホシホウ
ジャク
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＜花＞
メヒシバ、オヒシバ、ススキ、チカラシバ、キンエノコロ、アキノエ
ノコロ、エノコログサ、チヂミザサ、コブナグサ、カヤツリグサ
ツユクサ、イボクサ、コナギ、ヤマジノホトトギス、ツルボ、ヒガン
バナ、カキツバタ、ヤブマオ、イヌタデ、ボントクタデ、オオイヌ
タデ、ミゾソバ、ミズヒキ、センニンソウ、キツネノボタン、イヌガ
ラシ、キンミズヒキ、ワレモコウ、ヤノネグサ、チャノキ、オトギリ
ソウ、ヒメノダケ、クサギ、イヌホオズキ、イヌコウジュ、ヤマハ
ッカ、ヒメジソ、アゼトウガラシ、アゼナ、ツリガネニンジン、ヒヨ
ドリバナ、サワヒヨドリ、オニタビラコ、カンサイタンポポ、セイヨ
ウタンポポ、タカサブロウ、アメリカタカサブロウ、ノコンギク
ヨメナ、シラヤマギク、セイタカアワダチソウ、ヨモギ、ヒメムカシ
ヨモギ、オオアレチノギク、アキノノゲシ、ハルノノゲシ、ノアザミ
ヨシノアザミ、ヒメジョオン、コセンダングサ、アメリカセンダング
サ、コメナモミ
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