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孟子里山情報
孟子不動谷だより
千客万来~仁坂知事来訪等~(平成20年7月27日)
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。。
2日前、自然仲間で和歌山県職員の澤野さんから携帯
に電話が入りました。
「ありもと君。今週の土日は体空いてる?」
「はぁ・・・」
「孟子に行く?」
「多分・・・」
「良かった!日曜日に、仁坂知事が有田の防災訓練に
行く前に、孟子に寄りたいって言ってるんやけど、案内
してくれへんかな?」
「はぁ・・・良いですけど・・・・」
・・・・と言うことで、若干気が重い(?)孟子7時着です。
今日も、昨日と同じ「絵日記の空」が広がっています。
今日は仁坂知事だけでなく、紀州えこなびと繋がりで知
り合った竹中麻衣子さん主宰の「森林ヨガ」の日でもあ
り、「千客万来」の日なのです。
たくさんの「お客様」たちが来訪する前に、ありもとは一
人天堤南の「孟子で最も涼しい谷」に向かいます。
やすゆき公園ではホオジロがヒナをつれて飛び交ってい
ます。
昨日と同様、ネムノキにはメジロ一家が飛来して、今日も
両親がラブラブ羽繕いをしています。
マダケ藪では、黄色い喉を誇示しつつ、キビタキ♂が鳴
いています。
上空をけたたましく鳴きながら、ホトトギスが過ぎて行き
ます。
天堤南の谷は、今日も「下界」の気が狂いそうな猛暑と
うってかわって、涼しいです。
荒糸川源流に沿って、dのオニヤンマがパトロール飛翔
しています。
コゲラの親子が、仲むつまじく遊んでいます。
昨日と同様、「いつもの南谷」です。
チッチョーホイ ホイホイホイ!!
今日も30cmの飾り羽をひらめかせ、サンコウチョウの♂
が飛び交っています。
ここのサンコウチョウの♂の飾り羽は何度見ても見事です。
孟子だけでなく、さまざまな場所で、何度もサンコウチョウに
は出会っていますが、ここの♂ほど「スタイル抜群」な♂に
合うのははじめてです。
頭上で「ギギギッ ギギギッ」の鳴きながらダンスを躍る♂
を、じっくりと観察して、「孟子ってホンマ良い谷やなぁ」って
今更ながらに思います。
時計に目を落とすと9時を回っています。
そろそろ「森林ヨガ」の人たちが到着する頃です。
「孟子一涼しい谷」の「スタイル抜群」の♂のサンコウチョウ
に別れを告げ、山案山子に戻ります。
山案山子に戻って、北原理事長が朝から収穫したスイカを
冷蔵庫に運び、テラスのイスに座ると同時に、電話が鳴り
ます。
「森林ヨガで来たんですけど、道に迷っちゃいました。」
「今回りに何が見えます?」
「北野上小学校が見えます。」
「そのままそこで待ってて下さい。すぐ迎えに行きます」
そういってバイクに跨り、北野上小学校を目指します。
小学校に着くと、小日向さんという有田から来たという若い
女性が突っ立っています。
「あとについてきて下さい」
「ありがとう!」
短い言葉を交わして、孟子に向かいます。
・・・
と、そんなこんなで、何人か「途中遭難」した人を「救助」し
たり、昼食をとったり、やすゆき公園の樹液溜りで昆虫の
写真を撮ったり・・・
そして、竹中さんたちの「森林ヨガ」を見学したり・・・
慌しい&楽しくリラックスした時間を過している間に、13時
になりました。
そろそろ若干緊張気味に・・・・
「そろそろ知事を迎えに行きます。」
そういってありもと一人、バイクに跨り、待ち合わせ場所の
ローソン七山店に向かいます。
仁坂吉信和歌山県知事は、昆虫、特にチョウにとても造詣
が深いことで有名です。
また昨年度の和歌山県受託業務で、「北野上・山東地誌」
を出版させていただいたときにも、表書きをいただいたりし
て経緯があります。
澤野さんも、そんなキャラクターの仁坂知事だからこそ、あ
りもとに案内を依頼してきたのでしょうし、ありもととしても、
冒頭に書いたように緊張で「気が重かった」ものの、仁坂知
事の孟子不動谷案内をさせていただけることは、本当に嬉
しいことではあったわけです。
ローソン七山店で仁坂知事を出迎え、そのまま、孟子不動
谷に向けてバイクで誘導させていただき、入口駐車場から
参道を案内させて戴くことになっています。
入口駐車場では北原理事長が出迎えています。
来訪の挨拶を済ませ、秘書課の職員と仁坂知事を、案内
して参道を歩きます。
ビオトープ孟子の設立の馴れ初めや、栽培を行っている
無農薬水田と8月に植え付けを行う無農薬ソバ畑の案内を
し、孟子不動谷の特徴について説明させて戴きます。
「ありもとさんはどうして孟子の活動に参加したの?」
「僕にとってこの孟子不動谷は子どもの頃の昆虫採集の拠
点だったんです。その頃はオオムラサキがいっぱいいて、
夢中で追いかけてました。」
「へぇ~ 今はオオムラサキはいないの?」
「2年前に越冬幼虫を確認しているのですが、成虫は残念
ながら最近では見ていません。」
「幼虫がいるんなら成虫もいるよね。」
「はい。頑張って探してるんですが・・・・」
「ここはクヌギ、コナラの雑木林が多いけど、ゼフィルスはど
んなのがいるの?」
「はい。ウラナミアカシジミ、アカシジミ、ミズイロオナガシジミ
、ウラゴマダラシジミ、ミドリシジミを確認しています。それに
この南の尾根に良いコナラ林があるのでオオミドリシジミが
いないか?って探しているところです。」
「里山のゼフィルスはひととおりいるんだね。ここは採集とか
は禁止にしてるの?」
「いいえ、子どもと昆虫とのふれあいの第一歩は手に取るこ
とが第一だと思っています。ですから、採集禁止にはしてい
ません。僕も、子どもの頃、はじめてオオムラサキを採集し
たときに感激は今も覚えています。あの感激を孟子に来る
子どもたちにも是非味わって欲しいんです。」
「そうだね。子どもにとって昆虫は友達だもんね。がんばって
下さい。」
「ありがとうございます。」
夢中でお話しているうちに、朝感じていた「気の重い感じ」は
一気に吹っ飛び、今日の青空のように、清々しい気分になっ
ていました。
山案山子テラスでは、北原理事長、実恵子さん、丸嶋さん、
住野さん、大田和君、竹中さんはじめ「森林ヨガ」の方々が
仁坂知事をお出迎えです。
やすゆき公園のテラスに知事を招き、楽しい話に花が咲き
ます。
いつの間にか、僕に今回の知事案内を依頼した澤野さんも
加わっています。
14:15の「タイムリミット」まで、仁坂知事との、楽しい語ら
いが繰り広げられました。
「本当に楽しかった。今日はありがとう」
丸嶋さんの軽トラで、仁坂知事が戻られたあとも、さまざま
な「お客様」たちが次々の現れます。
まずは北原さんの親戚の大輔君(5歳)。
先刻のこがねぐも相撲で3位に輝き、今日は昆虫採集に
きたのでした。
まず大輔君を連れて、昆虫採集に出かけます。
参道に沿って観察したあと、やすゆき公園の台場クヌギを回
ります。
残念ながらクワガタムシやカブトムシはいませんでしたが、何
頭かのバッタ類を採集し、山案山子テラスに戻ります。
テラスで今度は、竹中さんに捕まります。
「ありもとさん。孟子を一回り案内して下さい。」
竹中さん&小日向さん&稲田さんの3人の女性を連れて、天
堤池から孟子不動那賀寺を回ります。
ありもとにとっては、いつもの、普通の案内をさせていただい
たのですが、3人とも本当に感動しながら聴いてくれ、ヘタク
ソはありもとの案内を「聞き上手」の3人娘が「救って」くれた
結果でした。
とんぼ池に戻ると今度は、「気合の入った」網をもった双子の
カワイイ女の子連れの家族に捕まります。
今日は本当に、よく「捕まる」日です。
「でっかいヤンマがいっぱい飛んでるけど、何ヤンマですか?」
「殆どがヤブヤンマで、時折混じるまっ茶色の翅のがマルタン
ヤンマ♀です」
「子どもたちがほしがるんですけど、僕では取れそうもないんで
、1つつかまえてもらえませんか?」
「いいですよ」
・・・
といったものの、長いこと思いっきり網を振っていないので、なか
なかカンが戻りません。
おっかなびっくりで網を振るうちに、漸く♀のヤブヤンマを1頭
GETしました。
「すごーい!ありがとうおっちゃん!」
「おう!」
・・・
といいながら、ちょっと胸をなでおろします・・・
久々の「本気」のヤンマ取りで汗だくになって時計を見ると18時
をまわっています。
仁坂知事、森林ヨガのみなさん、大輔君、ヤンマ好き姉妹・・・・
さまざまな方々で「千客万来」の、ちょっと緊張し、はたまた楽し
い一日でした。
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<鳥類>
カイツブリ、アオサギ、サシバ、キジバト、ホトトギス、コゲラ
アオゲラ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、サンショウクイ
ヒヨドリ、キビタキ、サンコウチョウ、ヤブサメ、ウグイス、エナ
ガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
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