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孟子里山情報
孟子不動谷だより
寒い朝(平成20年3月31日)
ありもと@孟子です。。 みなさんこんにちは。。。
寒い朝です。。
昨日は一日、寒い雨でした。
今朝、5時過ぎまで冷たい雨は降り続きました。
8時、青空が見え出しました。
孟子に出かけます。
今日は夕方から仕事で出張なので、鳥のデータだけ
でもとりたいとおもいます。
漸く参道の工事が完了しました。
朝から業者さんが、最後の仕上げのために谷に詰め
ています。
犬飼池にアオサギが突っ立っています。
2日前のミサゴ同様、動き始めた魚を狙ってるのでし
ょうが、今日は寒くて、魚は動かないかもしれません。
コナラの虫えいを、繁殖前に番のヤマガラが、一心に
食べています。
イガイガのついた、直径1cm弱の虫えいを、嘴で咥え
捕っては、両脚の間に挟み、コンコンとつっついて、中
の卵をくわえて飲み込んでいます。
春先のこの時期、ヤマガラが虫えいを食べるのをよく
見かけます。
水路道を歩きます。
ヤブツバキの花が散って、水路道は赤い絨毯を敷き
詰めたようです。
不幸な事故のことを「椿事(ちんじ)」と言うように、頭
がポトリと落ちるように散るツバキの花は、昔からあ
まり好まれません。
しかしその紅は、野生のものとは思えぬほどに鮮や
かな「原色」です。
頭を花粉で真っ黄色に染めた、ヒヨドリに出会います。
ヤブツバキを吸う地付きのヒヨドリを横目に、群れで
東を目指す、「渡りヒヨドリ」は次々と上空を過ぎてい
きます。
とんぼ池にトラツグミが降りています。
日本最大のつぐみ類ですが、ほんとうに「そ~っと生
きている」という形容がピッタシの地味な動きをしてい
ます。
背中を丸めてチョコチョコと歩いたり、人影に驚いて飛
び立つときも、「ピシピシ」と鳴くシロハラや「ピャーピャー」
と鳴くツグミと比べても、普通は無言で、時折鳴いたと
しても「ツィー」と、消え入るような声でしか鳴きません。
今日も、ありもとの気配を察知して、無言で竹林に飛び
込んで行きました。
庭木に営巣していたモズの巣が壊されています。
やっぱり剪定作業で「こわされて」しまいました。
これも「里山」
致し方ありません。
「しゃーないな~・・・ もう一回作ろうか・・・」
モズがそう囁いているのが聞こえるようです。
こんな「失敗」を何度も何度もしながら、モズは人家のす
ぐそばで、営々と子孫を残してきたのです。
おっちゃんが剪定で巣を壊したのは「偶然」・・・
こんな「偶然」には、ことのほか強いのが「里山の生き物」
なのです。
「里山の動物は、里人の無知と共存する。」
友人からかつてもらった言葉は、胸に迫ります。
今日は、もっと驚くことがありました。
2日前、偶然、「えらいところ」に巣材を運ぶ♀シジュウカラ
を見たのです。
シジュウカラやヤマガラは、数箇所の「候補地」に巣材を入
れる習性があるので、「ここには産まんやろう」って思ってた
のに、何気なく「そこ」を覗くと・・・・
ゲーッ!!!
2個の卵が産卵されているではありませんか!!!
「ここはアカンやろ!!」
思わず独り言が、口をつきました。
場所は内緒・・・
信じられない場所です。。
ここで「巣立ち」まで行ったら奇跡・・・・
暫く観察を続けるとしましょう。
上空を見上げども、サシバの帰還はありません。
替わりにツバメが元気に舞っています。
遅れてきた入江さんと昼食を食べていると、元気な軽トラが
2台、転がるように走ってきました。
1台にはおなじみ「かしまし娘(実恵子さん&雅子さん)、もう
1台には江川さんが乗っています。
「システムキッチンもってきてん!」
実恵子さんが元気そうに言います。
「朝から仕事してたら、電話かかってきてよう、来て見たらこん
な用事や・・・」
苦笑いの江川さんです。
3人でああでもない、こうでもないと、システムキッチンを組ん
でいます。
ちょうど、巣作りする、シジュウカラのようです。
「うのはな」にとっても、とても有用な「兵器」が、孟子に持ち込
まれたのでした。
実恵子さんたちを見送ったあと、入江さんと2人で参道を歩き
ます。
延命地蔵西のウメ畑に、物凄く綺麗に夏羽に「衣替え」した、
♂のジョウビタキが止まっています。
コイツは2日前には、いませんでした。
旅の途中に寄ったのでしょう。
翼の紋は一際大きく白く、頭は白銀に輝いてます。
こんな綺麗な個体を見るのは、本当に久しぶりです。
囀りを聞かせてほしい気がしますが、残念ながらそこまでの「サ
ービス」は、してくれませんでした。
荒糸川筋を移動しながら、ちょうど羽化している、オナシカワゲラ
やクロタニガワカゲロウを、フライングキャッチしては、食べてい
ます。
「元気に事故なく、北を目指せよ」
そう声をかけてしまいます。
渡る風は冷たくとも、シジュウカラは卵を産み、渡り鳥もしっかり
「春の動き」をしています。
今度孟子を訪れるのは多分4月8日・・・・
その時には、サシバの声で、出迎えてくれるでしょうか???
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<鳥類>
アオサギ、キジバト、セグロセキレイ、キセキレイ、ビンズイ
ヒヨドリ、メジロ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、トラツグミ、ツグミ
シロハラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ウグイス、ツバメ、モズ
シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ホオジロ、アオジ、カシラダカ
カワラヒワ、ウソ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
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