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孟子里山情報
孟子不動谷だより
寒っ!!!・・・しかし 春(平成20年2月24日)
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。。
今日の孟子不動谷は、朝から鼠色の雪雲が上空を覆い、
時折粉雪が舞い散る、とても寒い一日でした。
10時の気温が2℃・・・
とんぼ池も、一部結氷していました。
<ニホンアカガエル>
きみひろ池 一部結氷 77個
4号池 10個
2号池 8個
黒江池 一部結氷 3個
北原池 一部結氷 17個
山案山子水路 2個
昨日より32個も卵塊が増加しています。
あんな寒い夜にでも産卵に来ているということです。
しかし今日、一部結氷の池の卵塊については、今後順
調に孵化ができるかは、かなり疑わしいものです。
例年より「出足」が遅いのも、このあたりのすざまじい「寒
の戻り」を、彼等が何らかの形で察知していたとしか考え
られません。
昨日前半、あれほど良く囀っていたウグイスの声も、流石
に今日は聞こえません。
そぼ降る「小雪」の影響で、春の訪れに「ストップ」がかか
りそうです。
・・・でも心配ご無用!!
ウグイスカグラの花が咲き出しました。
孟子の雑木林で、最も早く花をつける植物です。
ピンク色の「双子」の、下を向いた筒状花が、可憐に粉雪
に揺れています。
2004年 3月19日
2005年 2月20日
2006年 3月18日
2007年 3月 4日
2008年 2月24日
過去5年の開花記録を並べてみると、2月に開花が確認
されたのは2005年依頼2度目のことです。
異常低温にもめげず、早く開花する姿に、いじらしさを感
じてしまいます。
犬飼池の池畔林で、久々に♀のジョウビタキに出会いま
す。
これまでは殆ど樹上を動き回っていた「彼女」が、今日は
地面を歩きながら、落ち葉の下の小動物を探しています。
また、今までは結構敏感で、警戒心が強かったのですが、
今日はかなり愛想が良く、500mmレンズ最短距離まで
近づいてきます。
餌の取り方が変化し、警戒心が薄れるのは、渡り鳥たち
に共通する「渡りの兆候」です。
暫く見なかった青いルリビタキが、今日は「定位置」に戻
っています。
今日は朝から不動谷は賑やかです。
孟子ビオトープの恒例行事となっている「しいたけ菌を植
えよう」と、「丸嶋師匠」によるソバ打ち体験が並行実施さ
れるからです。
そぼ降る粉雪混じりの天候に、囀りを止めたウグイスに替
わって、実恵子さんと雅子さんの黄色い声が響いています。
思えば「しいたけを”ほだ木”で育てる」という、ごく普通の里
山文化も、放って置くと消え行く運命になるかもしれません。
今市販のシイタケの殆どは、おがくず床で栽培されたもので、
ほだ木を使って栽培されるシイタケは、どんどん少なくなって
います。
シイタケのほだ木として活用する材は、クヌギ、コナラ、シイ
ノキ、ウバメガシ等のぶな科樹木に加えて、ヤマザクラ、ノ
グルミ等、里山の落葉広葉樹が広く活用されたようです。
シイタケ(きしめじ科)は、本来里山の雑木林(広葉樹林)内
に住む腐朽菌の一種で、広葉樹の切り株や倒れたばかりの
樹につき、樹が土に還る過程の最も最初の「腐敗」の工程を
「担当」する菌類です。
広葉樹の樹皮に菌糸を這わせ、樹皮の組織を破壊しながら
栄養分とし、成長します。
そういう習性のの菌類のため、ほだ木の樹皮の皮が分解さ
れた時点で、「ほだ木」として活用できなくなります。
ですから、シイノキやヤマザクラのような樹皮の薄い樹木は
1年でシイタケの菌糸に樹皮をずたずたにされて使えなくな
るので、あまり利用されず、コルク質が含まれた厚い樹皮を
もつクヌギ、コナラ、アベマキ等がよく利用されました。
今回菌糸植え体験で利用しているのも、コナラとクヌギです。
また、一説によると、クヌギの樹皮のコルク質には糖分が含
まれているとかで、クヌギのほだ木で作られたシイタケは、甘
味が強いそうです。
里山薪炭林の「象徴」のひとつであるシイタケ菌植え体験は、
里山保全を標榜する孟子ビオトープらしい「恒例行事」と言え
るでしょう。
はたして今日も、元気な親子連れが、谷坂さんや北原さんの
指導のもと、おっかなびっくりドリルを使って、ほだ木に菌糸
を植えつけていました。
いっぽう「丸嶋師匠」のソバ体験も今日は「超満員」!!
5組8名のお客様たちが、「ソバ打ち道場」である山案山子
東側プレハブ狭しと勢ぞろいです。
今年は昨年以上に多くの地元ミニコミ誌に掲載したことが功
を奏して、3月一杯スケジュールぎっしりの大盛況です。
「丸嶋師匠」およびサポーターの「実恵子さん&雅子さん」は
大忙しですが、何とか「余りソバ粉」ができることがなくなりそ
うです。
今日な「師匠」ということで、上戸彩のお父さん(IN ソフトバ
ンクCM)そっくりの、ホワイティとアイちゃんは、丸嶋さん愛
用のワンボックス車の中で「お留守番」です。
時折晴れ間が出るものの、次々に巡り来る雪雲が降らせる
スノーフレイクが、春の息吹を萌やそうとする孟子里山に「待
った」をかけています。
山案山子テラスでひっそりと昼食をとったあと、ありもとは参
道を入口に向かって歩きます。
延命地蔵東側のウメの花が満開です。
その手前のシシ柵に、朝出合ったのたは別の、♀のジョウ
ビタキが止まって、「ペコリン」とお辞儀をしています。
ランプ(腰)のオレンジ色が一際鮮やかな、2週間前までハ
ゼノキに来ていた「おなじみさん」です。
犬飼池で出会った♀と同様、コンクリート舗装した路上に飛
び降り、ホッピングで歩みながら、餌を探しています。
このジョウビタキやルリビタキは、標準和名に「ヒタキ」の名
が着いているものの、「ひたき科」ではなく「つぐみ科」の小
鳥です。
両種とも「カチカチッ」「グググッ」という声を地鳴きにしてお
り、その音色が、「火打石」を打つ音に似通っていることか
ら、「火焚き」が変じて着いた名前なのです。
しかし正真正銘「ひたき科」のキビタキやコサメビタキが、滅
多に地上に降りて餌を探すことがないのに対して、名前だけ
「ひたき」のジョウビタキやルリビタキは、どうしても「つぐみ科」
の「本性」が出て、地上で餌を探すというわけです。
長い渡りを目の前にひかえて、「本性」を出して一心に餌を探
す、今年「孟子で最後の姿」かもしれない愛らしい姿を、思う
存分「記念撮影」させてもらいます。
クランク水路の西側の畑地に、ツグミの大群が集結していま
す。
背面が土と良く似た赤褐色なので、遠目には目立ちません
が、双眼鏡で畑地の地面を舐めると、夥しい数のツグミたち
が子ども遊びの「だるまさんがころんだ」よろしく、歩いては
立ち止まり、立ち止まっては歩き・・・を繰り返しています。
目指すは遥かシベリア地方・・・
ハイタカやオオタカに奪われる命もあるでしょう。
食に窮して落ちる命も少なくないかもしれません。。
また未だに残る「食文化」の「餌食」に、「タテ網」にかかり好
事家の胃袋に収まる仲間も、いるかもしれないでしょう。。
そんな数々の「危険」を抜けて、1羽でも多くのツグミが、繁
殖地であるシベリアにたどり着いて欲しい・・・
そしてまた、来秋も、元気にリターンしてほしい・・・
そう思いながら、子どものころ、ツグミを捕らえて食べたこと
のあるありもとは、手前勝手に、思うのでした。
上空に現れ弧を描くノスリは、またまた昨日の黒い成鳥と
は、別の個体です。
モズの♀が止まる背後のチャノキの枝ぶりに「コイツ、今年
はあすこに巣を架けるかもしれんなぁ・・・」と、少年時代の
「悪癖」が抜けきれず、巣探しをしてしまいます。
暑さ寒さも、彼岸まで・・・
先人がそう語ったように、春分の日(3月20日)までは、「冬
将軍の末期の悲鳴」は、繰り返させるでしょう。
そんななか、孟子の雑木林の野鳥たちも、水田周りのカエル
たちも、「春の女神」の「微笑み声」をしっかりと捉えつつ、春
の営みを始めているのでした。
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<哺乳類>
イノシシ 掘り跡
モグラの一種 巣穴
ムササビ 食痕(ヤブツバキ蕾、アラカシ葉)
キュウシュウノウサギ 糞塊
タヌキ 糞塊
テン 糞塊
イタチの一種 足跡
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<鳥類>
マガモ、アオサギ、キジバト、アオバト、コゲラ、キセキレイ
ビンズイ、モズ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ルリビタキ、シロハラ
ツグミ、トラツグミ、ウグイス、ホオジロ、アオジ、カシラダカ
ベニマシコ、ウソ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシボソガラ
ス、ハシブトガラス、トビ、ミソサザイ、ノスリ、セグロセキレイ
ミヤマホオジロ、シメ
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