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孟子里山情報
孟子不動谷だより
孟子不動谷だより
子どもたちの歓声(平成18年11月26日)
ありもと@孟子です。。 みなさんこんばんは。。
朝から雨が落ちています。
最近毎週のように日曜日は雨が続いています。
平池古墳公園の前に、オオハクチョウ2羽が浮か
んでいます。
小雨そぶる平池に、のどかな風景です。
7:30、孟子不動谷こんにゃく座前にバイクを停め
ます。
今日はここから大池遊園まで歩いて行くことになっ
ています。
ガールスカウト和歌山第四団の皆さんが孟子現地
に「里山体験」においでになることになっているから
です。
和歌山市和歌浦周辺に住んでおられる小学生の
女の子たちと、リーダーの方々総勢27名です。
ありもとが孟子に到着すると、既に今日子どもたち
に「ソバ打ち体験」をする丸嶋さんがモウソウチクを
きって来て、漬けタレ入れを作っています。
挨拶を済ませて、大池遊園に向かいます。
折角参道を歩くので、久しく行っていなかった参道
の野鳥センサスを行うことにします。
時計に目を落とすと7時45分。大池遊園到着が、
8時53分・・・ 1時間以上あります。
全行程、野鳥センサスをしながらデータを取ること
にします。
時折薄日が差すものの、すぐに西の空より、鼠色
の雨雲が垂れ込めながら流れてきます。
上空が暗くなると、大粒の雨が落ちてきます。
でも昨日と比べると、かなり暖かい朝です。
昨夜一晩中垂れ込めた雨雲が、地球から熱を上
空に逃げるのを防いでくれたようです。
ホオジロが囀っています。
ルリビタキも囀っています。
どちらも、子育てをしている時と変わらないほどの
よく響く大きな声を出しています。
時折ふりそそぐ「薄日」が彼らの脳下垂体を刺激
するのでしょうか?
「一筆啓上!」のホオジロの声・・・
「ヒョロヒョロヒョロリー」のルリビタキの声・・・
どちらも季節錯誤を起こしそうな、歌声です。
季節外れの彼らの囀りに触発されて、モズも盛ん
に高鳴きを繰り返しています。
樹のてっぺんに出てくるのは全て♀・・・
♂の姿は見かけません。
モズの世界も、孟子同様(?)女性上位のようです。
入口到着8時15分、26種確認です。
大池遊園駅に向かいます。
モモ畑、水田、小高い丘、民家、そして溜池・・・
里山の環境要素がひととおりパッチ状に散りばめら
れた道すがらなので、野鳥の数も多いです。
孟子では殆ど確認できない、ハクセキレイ、チョウゲ
ンボウ、コジュケイ、イソヒヨドリ等の野鳥が、次々に
リストに加わっていきます。
道々に植えられた富有柿、「ほんで」の渋柿が、どん
どん熟しているため、小鳥たちが集まっています。
最も多いのがムクドリ、そこに、ツグミ、ヒヨドリ、メジ
ロが加わっています。
ありもとの姿を見て、一時電線に退避するものの、
すぐに飛び降りてきてカキを頬張っています。
彼らにとってはさながら「収穫の時季」なのでしょう。
久々にツグミの数の多い、昔懐かしい里の冬の始
まりです。
大池遊園に到着が8時47分、34種確認です。
8時53分、大池遊園に「いちご電車」が滑り込んで
来ました。
黄色い歓声とともに、ガールスカウトの面々が降り
てきます。
みな元気でハキハキと喋る子ばかりで、安心します。
今後の行程を概ね説明し、孟子向かって歩きはじ
めます。
植物に興味のある子やリーダーが多く、立ち止まっ
てはさまざまな植物を質問してきます。
これはありもとにとっては大変に有難いことで、どう
しても一方的な伝達になりがちな観察会が、言葉の
キャッチボールができる理想のものに様変わりして
いきます。
まずウラジロのグライダーがお気に召した様子で、
「わたしもほしい!」
「わたしにもとって!」 と、大人気です。
閻魔大王の髭のような形のウラジロを捕っては、こ
どもたちに渡してゆきます。
その他、ナズナの花や、揉むと「きゅうり」のニオイ
がするキュウリグサ、そして「お決まり」の飛び切り
苦いヤクシソウなどを採り、「におったり」「味わった
り」してもらいます。
楽しい語らいとともに孟子参道入口に到着です。
参道でみなさんの心を捉えたのはフユイチゴの実。
やはり「食」こそが、世代を超えて、共通の関心ごと
なのです。
甘いイチゴ、苦いヤクシソウ
ウラジロの飛行機に、くさいヘクソカズラ・・・・・
「里山の五感」を思いっきり味わってもらって、孟子
里山公園山案山子に到着です。
まず手をキレイに洗ってもらい、スタッフを紹介しま
す。
今日ソバうちの指導をする丸嶋さん&住野さん。
そば茹でを担当する実恵子さん&土橋さん・・・・
みな大声で元気よく挨拶してくれ、とても気持ちよい
子どもたちです。
ここで「しゃべり」のタクトは、ありもとから、丸嶋さん
にバトンタッチです。
山案山子東側のプレハブの中で、そば打ち体験の
開始です。
そばという食品が、植物の種子を潰した粉をこねて
作られることを知っている子どもは、和歌山市内に
はいまどき殆どいません。
そのことを知ることができるだけでなく、実際そば粉
に触れ、それをこね、切って、実際に口に運んでみ
る体験は、里山のメカニズムを百万語を使って説明
するより、ずっと効果的な体験なのだと思います。
それぞれ5名ずつのグループに別れ、それぞれ替わ
りばんこに「こね」「のばし」「切り」を体験する子ども
たちの笑顔は、みな輝いて見えました。
12時を回ったころ、漸くそばを切り終わるグループ
が出てきました。
茹でグループの出番です。
囲炉裏の部屋でちんちんに沸かした湯の前で、実恵
子さん&土橋さんが真っ赤な顔をしながら、茹で作業
をしています。
ゆで終わると今度は丸嶋さんの手で冷水にさらし、そ
ばの生地を締め、「手打ちそば」の出来上がりです。
「そばのニオイ」
市販されているそばでは味わえない、最高の「ご馳走」
に、子どもたちは舌鼓を打っています。
食べ終わると、
ウラジロ飛行機を飛ばして遊ぶ子
孟子不動にお参りをする子
ありもとと一緒にムササビの巣穴をみに行く子
めいめいにわかれて、14時まで、思いっきり遊びまし
た。
終日そぼ降った雨は残念でしたが、それもまた里山の
表情のひとつでしょう。
「今日はありがとうございました!!」
カワイイ声でお礼を言う子どもたちを見送り、後片付け
を終えると16時・・・・
早い夜の帳は、もうすぐそこに迫っていました。
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<鳥類>
★孟子不動参道
ホオジロ、アオジ、ツグミ、ヒヨドリ、ルリビタキ
シロハラ、メジロ、キセキレイ、イカル、ハシビトガラス
コゲラ、ヤマガラ、クロジ、ウグイス、ハシボソガラス
ウソ、カワラヒワ、カシラダカ、マヒワ、キジバト、モズ
スズメ、セグロセキレイ、エナガ、シジュウカラ
ビンズイ
★孟子>高津>大池
メジロ、アオジ、クロジ、イカル、ツグミ、メジロ
ハシボソガラス、ハシブトガラス
ホオジロ、スズメ、キセキレイ、カワラヒワ、ジョウビタ
キ、セグロセキレイ、カシラダカ、モズ、ムクドリ
シロハラ、アオサギ、キジバト、アトリ、ウソ
イソヒヨドリ、ビンズイ、コジュケイ、ヤマガラ
ルリビタキ、ハクセキレイ、ウグイス、ベニマシコ
トビ、コゲラ、チョウゲンボウ
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