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孟子里山情報
孟子不動谷だより
夏は来ぬ(平成18年5月18日)
ありもと@孟子です。 会員の皆様こんばんは。。
午後から孟子に顔を出しました。
2週間ぶりの孟子です。
今年から常連になってくださった、仁藤さんが友達を連れて
サンコウチョウを見に来てくれるということで、13時孟子参道
入口で待ち合わせしました。
少し早めに着いて駐車場でマーガレットに来る昆虫を撮影
していると、「お~い!有本さん!!」と呼ぶ声がします。
声のする方向に顔を向けると、榎 達男さんの姿がありまし
た。
「これヘビやなぁ・・・2匹からんでるんか?」
榎さんがそういって指差す方を眺めると、大きなシマヘビが
トグロを巻いていました。
田起しの済んだ水田の上で、気持ちよさそうに休息してい
ます。
早速携えていたカメラで撮影します。
何枚か撮影すると、やおら動き出し、はずかしそうに石垣
の中に隠れてしまいました。
幸先の良い出会いです。
シマヘビを見送ってすぐ、「待ち人」が到着しました。
仁藤さんと森脇さんです。
二人共山登りが大好きで、孟子の山などは山のうちに入
らないほどのスタミナの持ち主です。
サンコウチョウの姿を見たいということで、来場されました。
本当は午前中の方が良いのですが、ありもとが今日、午
前中仕事だったので、仕方なく午後に設定したのでした。
ホトトギスの声が響いています。
孟子に初夏を告げる呼び声です。
今年は渡来が早く、先週(14日)孟子を通りかかった時
に、既に声が聞こえていました。
過去5年間のホトトギスの初鳴き記録を紐解くと・・・
2002年5月19日
2003年5月28日
2004年5月21日
2005年5月20日
2006年5月14日
例年より1週間以上早い渡来です。
今年は遅れている種と早い種とが入り混じり、夏鳥の渡来
にムラがあるように感じます。
水路道を歩きます。
ササユリの蕾がまだ小さいです。
2004年5月21日
2005年5月29日
過去の開花日を見てみると、若干遅れているように思います。
最後まで、採られずに咲き終える花は、どれだけあるのでしょう
か?
例年心配しながら見送る、里山の初夏を象徴するユリです。
留鳥たちが巣立ち雛を連れ出しました。
シジュウカラ、ヤマガラ、スズメ、エナガ、ホオジロ・・・・
それぞれが、隅田に間際のかわいいヒナをつれています。
夏鳥たちにハビタットを「バトンタッチ」する時期が来たようです。
シライトソウの様子を見に行きます。
谷に入ると、シソバタツナミが咲き出しているにが目に留まりま
す。
今年の花は、例年より若干、水色味が強いように感じます。
咲き残ったキンランが黄色の花弁を開いています。
キビタキが朗々と歌っています。
咲き残ったアマドコロを見送ってすぐに、数本のシライトソウが
姿を現しました。
丁度見ごろです。
「初対面」の二人はその清楚な美しさに歓声を挙げます。
「もう少し上に群落があるんよ・・」
そういいながら、もう少し登ります。
数百株の群落が目の前に広がりました。
丁度満開!見ごろです!!
2005年は5月4日に咲き始め5月15日に満開
2004年は5月3日に咲き始め5月14日に満開でした。
今年は5月3日に若い蕾で5月18日満開・・・・
咲き始めは5月7日ころと推定されます。
こちらも若干遅れ気味のようです。
シライトソウを見送り、山を降り始める時、サンコウチョウが
一声歌いましたが、確認できたのは残念ながらありもとだ
けでした。
丸嶋水田は代掻きが完了しています。
その水田の泥で、ミネラルを吸う、春型のナガサキアゲハの
♂に出会いました。
ウツギの蕾はまだ若干堅いですが、マルバウツギは新鮮な
5枚の花弁を広げています。
上空を叫びながら飛ぶホトトギスとあいまって、「夏は来ぬ」
の歌詞そのままの情景が広がっています。
「ピックィ~ッ!!」
サシバが足に獲物を掴んで巣に向かいます。
とんぼ池に着きます。
クロイトトンボが次々に羽化し、タベサナエが産卵をしてい
ます。
曇天の午後ということで、トンボの個体数は少ないです。
ニシカワトンボが力なく飛び交っています。
とんぼ池の畔に大きな♀のシュレーゲルアオガエルを見つけ
ました。
お腹にいっぱい卵を持って丸々としています。
顔のアップ写真を撮ります。
いよいよニホンアカガエルが上陸を始めました。
前年が5月15日上陸開始なので、若干遅れています。
小指の先のどの小さな体で、草の上をピョコピョコ跳ねて
います。
天堤池に上ります。
満々と溜められた水に影響を受け、発芽が遅れていた
フナバラソウが、漸く芽吹いて蕾を付けています。
まず遅咲きのエビネの谷に入ります。
右上から、オオルリの朗々とした声が響いています。
もう殆ど花の時期は終わっていました。
谷から出ると、フタリシズカの水玉のような白い花が目
に入ります。
ウラシマソウが結実を開始する鶴者峠では、1羽のオ
オルリが歌っていました。
ピュールリー ヒィーリーリー ホイッピリーリー ジジッ・・
最後に入る、独特の濁音が明瞭に聞こえます。
すぐ目の前です。
丹念に双眼鏡で探します。
開き終えて林内を暗がりに変えようとしているコナラの
葉陰に♂の姿を見つけました。
サンショウクイが番いで鳴き合いながら巣に向かいます。
繁殖が順調なようです。
大旗山方向から、キビタキの声が響きます。
「オーアオーアオアー」
アオバトの声も混じります。
雨上がり直後の曇り空の不動谷
半日の孟子でしたが、初夏に向かう孟子の息吹を
充分に感じることができたのでした。
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<哺乳類>
モグラ属の一種(巣穴)
イノシシ(掘り跡)
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<鳥類>
ツバメ、スズメ、ハシボソガラス、メジロ、ヒヨドリ、エナガ
ウグイス、ハシブトガラス、キセキレイ、コゲラ、ホトトギス
ヤマガラ、カワラヒワ、シジュウカラ、キビタキ、カワセミ
サシバ、サンコウチョウ、キジバト、イカル、オオルリ
アオゲラ、サンショウクイ、アオバト、ヤブサメ
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<両生爬虫類>
トノサマガエル(成体:とんぼ池 亜成体:水路道)
ニホンアマガエル(鳴く)
シュレーゲルアオガエル(♀トンボ池に降りる)
シマヘビ、カナヘビ、ヌマガエル
ニホンアカガエル(上陸)
ウシガエル
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<昆虫類>
ハナアブ、コチャバネセセリ、コアオハナムグリ
ヒメウラナミジャノメ、ヒゲナガヤチバエ、キョウコシマハナ
アブ、スジグロシロチョウ、モンシロチョウ、キアシナガバチ
セイヨウミツバチ、ナミアゲハ、キアゲハ、クロメマトイ
フキバッタの一種(幼虫)、オオハナアブ、ウリハムシ
シロオビアワフキ(幼虫)、ヒメベッコウバチ
ナガサキアゲハ、ヒメクロオトシブミ、ジョウカイボン
コジャノメ、オオスズメバチ、サトキマダラヒカゲ
コミスジ、アメンボ、セボシジョウカイボン、ベニシジミ
ヤスマツアメンボ、ヒトスジシマカの一種、モチツツジカ
スミガメ(幼虫)、クロコノマチョウ、イチモンジカメノコハ
ムシ、オオトモエ、オナシカワゲラ、ニシカワトンボ
ニホンチュウレンジ、クロアゲハ、ハラビロトンボ
クワゴマダラヒトリ、シオカラトンボ、コナラリンゴタマバチ
キボシアオゴミムシ、ヤマトシリアゲ、ムネアカオオアリ
スジベニコケガ、シオヤトンボ、タベサナエ、クロイトトンボ
ホソミオツネントンボ、マメゲンゴロウ、マツモムシ
ヒメアメンボ、トゲヒシバッタ、ヒシバッタ、ハネナガヒシ
バッタ、ホソヘリカメムシ、ヒメギス(幼虫)、ナナホシテン
トウ、ツマグロオオヨコバイ、ヤマガタヒメバチ
モモブトカミキリモドキ、ムーアシロホシテントウ
オグマサナエ、オバボタル、ナミテントウ、マルボシハナバエ
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<花>
ウマノアシガタ、ヤワゲフウロ、オニタビラコ、キュウリグサ
カタバミ、オオイヌノフグリ、トキワハゼ、カンサイタンポポ
オオジシバリ、スイバ、ギシギシ、ムラサキサギゴケ
タチイヌノフグリ、オランダミミナグサ、ヤブタビラコ、トウバナ
コオニタビラコ、ノミノフスマ、スズメノカタビラ、カズノコグサ
スズメノテッポウ、カラスノエンドウ、ハルノノゲシ、ノアザミ
ニワゼキショウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、ミドリハコベ
スイカズラ(蕾)、ヤブジラミ、オオバコ、タツナミソウ
モチツツジ、ヨツバムグラ、キツネノボタン、ニガナ、ミヤコ
グサ、ヤブコウジ、シュロ、ヤブムラサキ(蕾)、シイノキ
マルバウツギ、ネズミモチ(蕾)、ガマズミ、ヒメコウゾ
テイカカズラ(蕾)、ビロードタツナミ、イヌガラシ、ユキノシタ
シソバタツナミ、キンラン、カラスビシャク、アメリカフウロ
アマドコロ、シライトソウ、クリ(蕾)、セイヨウタンポポ
ハナショウブ、キショウブ、ゲンゲ、ハハコグサ、キツネアザミ
フタリシズカ、ウラシマソウ(果)、ヤマツツジ、フジ
ヒメツルニチニチソウ、スイレン、コウゾリナ、フナバラソウ(蕾)
ヤエムグラ
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